住居確保給付金に必要な書類の記入を管理会社に拒否されました。権利の侵害に当たりませんでしょうか。

最近仕事を辞めたので、国のセーフティネットである「住居確保給付金」の申請準備をしています。

申請に必要な書類の中に、貸主または管理会社の記入が必要な「入居住宅に関する状況通知書」というものがあります。

その記入を管理会社に依頼したのですが、「うちではそういうのはやっていないから」と記入を拒否されました。貸主にも当たってみましたが、管理会社がダメと言ったならダメだと言われました。

これは家賃を確実に取れる制度で、貸主や管理会社にとってはメリットしかないはずなので、おそらく制度についてよく理解しないままダメと判断されたのかと推測しています。私が制度についてきちんと説明しないまま依頼してしまったのも原因かと思うので、改めて制度概要を説明し、依頼し直そうと考えています。

一方、もしそれでも断られてしまった場合、誰でも使えるはずの国の制度を管理会社の一存で制限されるのは、何らかの権利の侵害に当たりませんでしょうか。

権利の侵害に当たりそうであれば、
・それを事前に知っておくだけでも交渉を有利に進められるのではないか
・法テラスなどに持ち込んで対応を相談できるのではないか
と思い、質問させていただきます。

おそらく、申し込み先に貸主側の非協力を伝えると、他に便法が用意されている
ように思います。
かりに、便法なく、給付金の申請が、却下された場合は、給付金請求権の侵害で
損害賠償請求も考えられますね。

内藤先生

ご回答ありがとうございます。ダメだった場合はまず申し込み先に相談してみて、それでもダメなら弁護士さんに…といった流れですね。

損害賠償の請求は申し込み先の行政に対して行うものという理解で合っていますでしょうか。

自治体で貸主や不動産媒介業者に対する説明文書を用意している場合があります。
申請される予定の自治体の窓口にお問い合わせいただくかWebサイトを確認してみてはいかがでしょうか。

横溝先生

ご回答ありがとうございます。
居住区のWebサイトにはありませんでしたが、他自治体の文書は見つけました。それを提示してみようと思います。