訴訟提起から強制執行までどのくらい掛かるか
当方オーナー側で、家賃滞納による明渡訴訟の提起を検討しています。
相手にもその旨通知し、法廷で話し合いましょう、答弁書には主張を認めない旨記載しますからね、と連絡がありましたので(私と貸借人との間では様々な問題があるので...)9月に入ったら提起を予定しています。
質問❶提起から、強制執行断行までは大体どのくらい(何ヶ月ほど)掛かるのでしょうか?
質問❷相手は全てに出席し、話し合う意向ですが、こちらに問題があったにせよ家賃滞納をしているのは事実なので直ぐに判決が出ますか?(第二回口頭弁論で判決!など)
質問❸それとも、請求を認めないと言われてしまっていますから、何回も口頭弁論会が設けられますか?
できれば4月頃までには出て行って貰いたいのですが...
宜しくお願い致します。
こればかりは、相手と裁判所があることなので、期間が読めません。
大雑把になりますが、6か月から10か月程度は見ておいたほうがいい
でしょう。
もちろん、それより早まることもあります。
質問❶提起から、強制執行断行までは大体どのくらい(何ヶ月ほど)掛かるのでしょうか?
→あなたが明け渡しの法律上の要件を漏れなく主張立証しているかどうか、明渡しの要件を満たしていることが明らかな事案かどうか、判決が出た場合、相手が控訴するかどうか、和解の解決となる場合に早期に和解の合意ができるかどうか等によりますので一概にどの程度期間がかかるか申し上げることは困難です。
最短でも半年程度、長ければ1年以上かかることはあります。
質問❷相手は全てに出席し、話し合う意向ですが、こちらに問題があったにせよ家賃滞納をしているのは事実なので直ぐに判決が出ますか?(第二回口頭弁論で判決!など)
質問❸それとも、請求を認めないと言われてしまっていますから、何回も口頭弁論会が設けられますか?
→裁判所が判決を出すにはあなたが明け渡しの法律上の要件を主張立証し、裁判所にそれらの要件を満たしているという心証を持たせる必要があります。相手方が要件充足性などについて争うのでしたら、その主張やそれに対するあなたの反論のため何度か期日を設けることになります。
早期解決が目的なのでしたら、弁護士に依頼して任せた方がもっとも早期解決につながるかと思います。