賃貸借契約書に記載の住所に家主が存在していないケース
敷金が返還されないので、賃貸借契約書に記載の宛名とあて先に対して
内容証明を出したところ、あて先不明で戻ってきました。
つまり、正しくない所在地住所の人物と
賃貸借契約を結んでいたと推測されます。
この場合、締結されていた賃貸借契約は法的に成立しますでしょうか。
加えて、所在が不明の家主に対して、このままでは請求ができませんが、
そのようなケースではどなたに対して請求するべきでしょうか。
■判明している事実
・賃貸借契約書と建物の登記の所有者の住所は一致
・同所有者に宛てて内容証明を送ったところ、
宛て先不明となる。
■残された手だて
・該当市区町村役場にて、住民票を請求してみる(?)
このままでは泣き寝入りするしかなくお知恵をお借りできれば幸いです。
弁護士に敷金の回収を依頼すれば、住民票の取得などできますので、家主の所在を探すための調査は可能です。
なお、現在郵便が届かないからと、当然に賃貸借契約が無効になったりするわけではないです。
その他、より詳細に、実際に資料を拝見させていただきながらお話を聞かないとご案内は難しいですので、
お近くの弁護士事務所に契約書等の資料一式をもってご相談に行かれてみてください。
ありがとうございました。