母の納骨をお墓の権利者が拒否

母が危篤になりましたが、お墓の権利者が母をお墓に入れないと言い出しました。
我が家のお墓は都内の霊園(お寺の墓地ではなく霊園)に曽祖父が建立、その後祖父が継承。「うちの人間がみんなここに入れば良い」と言われていたので、嫁に行っていない祖父の姉妹、祖父の兄とその嫁も入っています。
祖父の亡くなった子供も全員その墓地に入っています。
私の母には兄と姉がいて、その後母の兄(私の叔父)が継承し、現在はその長男(私の従兄弟)が使用権利者です。
私の母は50年前の祖父母、叔父、叔母が元気な時に離婚して実家に戻り同じ敷地に我が家を建てて今まで普通に暮らしてきたのですが、戻ってくる際にその全員と「うちのお墓に入ればいいから」と話し合いました。
数年前、叔父(既に他界)と私が電話で母のお墓の話をした時も「承知している」と確認しました。
ところが母が危篤になった今「うちのお墓に入れない」と叔父から権利を継承した従兄弟に言われて困惑しているため相談したくこちらに登録しました。
従兄弟いわく「管理は任せると言われている」「母(叔父の嫁)が亡くなる前に、今後は自分とその子供だけをお墓に入れる、と言った」とのことです。
祖父母も、叔父も、叔母も遺言は残していません。
あるのは「そう言っていた」という水掛け論のみです。
法律上、制度上、ドライに考えれば、霊園の墓の使用権利者が書類を用意しなければ私の母を実家のお墓に入れることは不可能、と私は考えています。
一方、健在の母の姉(叔母)は「そんなの今までの我が家のやり方じゃないし、私、はっきりお父さんが約束しているの聞いてるんだから、親戚一同でそういえば大丈夫よ。ダメだったら石屋さんを呼んで開けちゃえばいいのよ」と言います。

伺いたいのは、
「結局、親戚一同の話し合いののちにも使用権利者がNOといえばそれまでで、母を実家のお墓に入れる方法は他にはないのか」
ということです。

使用権利者は、関係者を代表して名義人になっているもので、
使用権利者固有の使用権ではありませんね。
使用権者が、排除するなら、それは権利乱用になるでしょう。
母はその墓に入る権利がありますね。
使用権者の理解が得られないなら、調停か訴訟になるでしょう。

内藤先生、ご回答をありがとうございます!
このことが気がかりで、どうしてこのような意地悪をされるのか、権利者兄弟以外の親戚一同で胸を痛め、娘の私は毎日入眠剤を使わずには寝られな日々でした。
親戚同士の話し合いで穏便に解決するのが一番と思っているのですが先方が電話に出ないので、このままお通夜の場(で話し合えると考え)までこんな日が続くのかと思っていましたが、非常に心強い意見を伺えました。
霊園管理者にも話を伺ってみようと思っています。
親戚内で調停や訴訟が避けられればベストですが、もしもそこまで行ってしまったら先生にお願いしたいと思います。
本当にありがとうございます。