同意書なしの、大腸カメラ検査時の手技ミスによる穿孔。弁護士はたてるべきか。
2020年8月、母がかかりつけのクリニックで、鎮静剤下で大腸カメラ検査を受け、医師の手技ミス(医師は認めている)S状結腸を穿孔し、即日大学病院搬送、緊急手術を受けました(一時的人工肛門増設術)。手術が立て込んでおり、6時間ほど激痛の中待機させられました。
ひと月ほどで退院しましたが、術創がなかなか治癒せず何度も出血したりして、通院を余計にしました。ストーマ管理も老夫婦でかなり負担であり、さらに精神的ダメージにも苦しみました。
2020年12月に人工肛門閉鎖術を受け、とりあえずは元の生活になりましたが、頻便や便秘など、いまだ困難があります。
穿孔させた医師と話をしましたが、医師会の保険に一任しています。当該医師は大腸カメラ前に、検査による様々な危険についても説明もせず、同意書もとっていませんでした。さらには鎮静剤使用(プロポフォール)による危険などについても同様で、同意書もありません。
当該医師会には最初の手術後に面談をし、ストーマ閉鎖術も終え、全てが終わってからまた面談すると言われました。
今月に最後の診察を予定していて、その後に医師会に連絡予定です。
賠償などの話になるかと思われるのですが、弁護士は必要でしょうか。
とりあえず面談して、その内容により、そこから弁護士をたてることも可能なのでしょうか。
弁護士への相談は遅すぎるくらいの時期だとご認識ください。
当事者の話し合いで解決せずに、弁護士が交渉を行うとしても、民事訴訟に踏み切るとしても客観的な証拠が全てです。
今からでは取得できない証拠も多々あるように思われます。
一度、医療問題に詳しい弁護士に直接相談し、今からでも用意できる証拠は集め始めてください。
相手方との話し合いややりとりについては全て記録に残る方法を取るか、録音をしてください。