施工あるいは製品の問題だと思う修理に費用を請求されました。支払う必要がありますか?

2021年6月に車庫の電動シャッターが動かなくなる故障が発生しました。
シャッターは2013年7月設置。
原因は内部配線の断線、漏電で、この修理につき費用請求されています。

断線の原因は、内部で固定されていた配線が外れ、巻き上げ下げするシャッターに接した為。

業者に対し、施工上の問題ではないかと問いかけたところ、業者側の主張は「配線類を纏めて支持受け部に止めるべきところを止めていなかったことが原因で起きたとかでしたら施工の問題になりますが、今回はそう言った類似がなかった」とのことです。

しかし本件は断線、漏電、最悪の場合火災につながったかもしれない故障です。
それを「止めるべきところを止めてあった。その後外れたので施工上の問題ではない」は妥当でしょうか?

施工上の問題でないのなら、時間がたつと固定していたケーブルが外れ断線、漏電、最悪の場合火災につながる設計上の不良、つまりリコール案件ということになりませんか。

本件、下記いずれが妥当でしょうか?

①施工業者の責任
②製品、製造メーカーの責任
③保証期間が過ぎており使用者の責任
④その他

具体的な事実関係が分からないと判断が難しい部分がありますが、一般論としては、あなたが施工業者の責任を追及して修理費用の請求を拒んだり、メーカーの責任を追及したりするためには証拠が必要です。

なお、保証期間後にメーカーの責任を追及するにあたっては製造物責任法に基づく請求が考えられますが、製造物責任法は当該製品自体の損害については対象外なので、ご記載いただいた事実関係を拝見するかぎり、話し合いで解決できず、なおかつ、施工業者の施工ミスを立証できない場合は、あなたは修理費用を負担せざるを得ないように思います。