ストーカーしてくる方の会社へバラし、示談することはできるか

婚約者と同棲しています。
下記の状況でストーカーの会社にストーカーされていることをバラし、今後ストーキング行為をしない誓約書を書かせたり示談に持ち込むことは可能ですか?

①婚約者の音楽活動のファンに住所を特定され、彼の不在時私の顔を確認しに落とし物を届けるふりをしてやってきました。
※帽子とマスクで隠れているがその際のインターフォンの画像あり。

②その後SNSに私の知り合いであるかのような男性名義のアカウントからDMでライブの度に毎回一緒に住んでいることを知っていること、私と別れたほうが良い、彼女は浮気をしているなどの侮辱メッセージが送られてきました。

③監視カメラを設置すると家に誰もいない時にそのファンが自宅の玄関前で写真を撮り周りを物色し吸殻からタバコを持ち去っていく様子が記録されました。
マスクありですが服装やバッグなどは結構鮮明に写っています。

④警察の方にお話しして数日後張り込みを行うとその日のうちに男性名義のアカウントは消えました。

■特定している、所持している項目
・職場の住所と会社名(大企業です)
・別で仕入れたはっきりと映った顔写真
・携帯メールアドレス
・本名(偽名かもしれません)
・付きまといに関するSNSの投稿(彼を追っていろんな店に行っている証拠)
・インターフォンの動画
・監視カメラに写った動画(マスクありだが鮮明に服装や鞄髪型などが写っている)
・貰った全てのメッセージのスクショ

DMでの誹謗中傷や侮辱はIP開示が難しいと聞きそこから住所を調べるなどが出来なそうで困っています。
警察も次に現場を押さえてもとりあえず厳重注意からの接近禁令のようです。

こちらは住所を知られていて爆弾を握られたままふんわりと終息されては安心できないので、自宅は実家で親御さんと住んでいるそうなので、会社に行くか手紙で今後このような事をしないように個人だけではなく会社か両親を巻き込み書面を交わすなどがしたいのですがそのようなことは可能なのでしょうか。
会社の事はSNSにいろいろ書いていて名前は伏せていますが会社の写真も上げています。

手元の情報で、法的にどこまで相手方がやったことか言えるのかの問題はありますが、
弁護士に依頼された場合、警告書を送る等の対応はありうるように思います。

なお、書面を当事者から直接送る場合、ストーカー関係ではそのことで相手方が感情的になってより過激化するなどのリスクもありますので、
個人的には、ご自身で「反撃」にでることはあまりお勧めいたしません。

加えて、職場にまで送り付けるというのは、逆にこちらが名誉毀損罪等に該当する可能性があります。
相手がつきまとい等を行っているかと、それをこちらが言いふらしていいかは別の問題です。
さらに、相手方のご両親も本件に関係しているわけではない以上、そちらにわざわざ書面を送ることも不法行為等になる可能性があります。

お近くで、ストーカー事案を取り扱っている弁護士事務所に一度ご相談されてみていいと思います。