2021年5月緊急事態宣言下での結婚式延期の延期料について、支払わなければいけないでしょうか?

2021年5月に結婚式予定でしたが、
緊急事態宣言が発令地域だったため、
開催日の2週間前にコロナの状況を鑑み延期を決定しました。
式場からは、顧客都合の日程変更のため、規約通りの延期料(見積もりの20%)の約60万円がかかると言われている状況です。

※規約には『すでにご決定いただいております挙式披露宴開催日を変更される場合には以下の期日変更料をお支払いいただきます。…』と記載されてます。

自分たちとしては、単なる自己都合ではなく、外部要因であるコロナによって、延期を決めたため、規定通り延期料がかかるということで、式場の説明に納得がいっておらず、式場と話し合いを続けております。
式場としては、都道府県の要請内容としては、結婚式場の営業を前提とした制限を設けた要請内容であったということで、式場としては営業はできる状況であったため、今回は顧客都合により延期料を支払う必要があるという説明でした。

新郎新婦としては、式場は営業は確かにできるが、結婚式は新郎新婦二人のみなどでの開催ではなく、実質的に、不特定多数の人が一堂に集まり、また自粛要請内容にも入っている県外の移動も必須であり、過去最高の感染者数となっている状況の中で、実質的に開催はできない状況であり、100%自己都合の延期ではなく外部要因による延期のため、延期料を支払う必要があるのか、納得がいっていない状況です(もしくは、規定通りではなく、多少の救済措置などで延期料算出の割合を減らすなど譲歩の検討をしてもらえる道はないかと考えているところです)
また式場として営業ができたとしても、契約時に説明のあった内容での式開催(当初の契約参加人数ではできないと式場から言われ人数を減らさざるを得なかった、パーテーション設置の必須化など)を、式場からは提供されていません。(もちろん感染対策として、政府からの要請に基づいた措置ということは承知してますが、同じように新郎新婦としても今回の結婚式延期は政府からの自粛要請に従った情勢を踏まえた判断だと考えております。)

このような場合でも、法律の観点から見ても、完全に顧客の自己都合として判断されてしまうのでしょうか。抗弁の余地はありませんでしょうか。
今後の参考にさせていただきたく、先生方のご意見ご見解などを教えて頂けると大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。

なお、緊急事態宣言が発出されると決まったのが、挙式の2週間前だったため、そのタイミングで延期を決定いたしました。

新型コロナウイルスが理由であったとしても2週間前というのは決定が遅すぎるように思われます。今年3月~4月の状況に鑑みれば、少なくとも1~2か月前から、どういった状況であれば予定通り挙式するのか、逆にどういった状況であれば延期するのか等について式場側と相談しておくべきであったように思われます。

その点において仮に裁判になってもあなたがたに落ち度があったと判断され、式場側の言い分が認められる可能性が十分あり得ますし、そもそも弁護士を立てれば費用倒れになる可能性が高いため、話し合いで先方の妥協を引き出せないようであれば、泣き寝入りせざるを得ないように思われます。

なお、緊急事態宣言が発出されると決まったのが、挙式の2週間前だったため、そのタイミングで延期を決定いたしました。