退職代行のサポート範囲について

退職代行の利用を希望します。
いくつか質問させて下さい。

1 個人事業主として形を取っているが親方の従業員として働いています。退職の扱いはどのようになるのか?

2 退職後の給料未払いについての対応の有無

3 退職後に先方より接触があった際の対応について

以上の3点について教えて下さい。詳細な説明が必要な場合は仰って下さい。

「退職代行業者を利用する」ということではなく、弁護士に退職に関する諸手続きを代理してほしいというご依頼として理解してよいですか?

1については、より詳しい情報がないと方針を定めにくいです。個人事業主であれば「退職」という概念はなく、契約の解除等による終了になりますが、形式は個人事業主であっても実質は労働者という場合もありえますからね。
この点は、法律相談の中で書類や業務実態をヒアリングしながら、対応を検討する必要があるでしょう。

2については、弁護士であれば、未払い賃金請求を代理人として行うことができます。ただし、個人事業主であるとするならば、そもそも「給料」は存在しないということになりますから、この点をどう考えるかという点が争点になりそうです。

3については、弁護士が代理人になった場合、本人が相手方と接触する場面はあまりありません。もっとも、私物を取りに行く等で接触をすることはあるかもしれません。どこまで弁護士が代理をするかという受任範囲によって対応は異なります。

以上、いくつか検討すべき論点がありますので、この点を打合せしながら方針を検討する必要があるでしょう。