「全社員ワクチン接種」は合法ですか?

一般のサービス業に雇用されています。
新型コロナウイルスワクチンの接種を回避したく思っております。
いずれ会社より「全社員接種」という指令が下りる可能性を見据えて対策を考えているところです。法律知識及び専門的見解を得たい相談でございます。
ワクチンの接種命令は「自己決定権の侵害」や「強要」と考えますが、労働に関する法規、医療法、プライバシー保護、予防接種法、その他刑事的問題など、どの法律に抵触するのでしょうか?
有料での相談、相談記録の書面化を含めて検討中です。

基本的には使用者は労働者に対してワクチン接種を強制することはできず、接種に応じなかった従業員に対して不合理に不利益を課した場合は違法になると考えて頂いて良いかと存じます。たとえば接種に応じなかったという理由だけで解雇した場合、労働契約法16条により解雇は無効と判断される可能性が高いかと存じます。

問題は不合理に不利益を課しているとまではいえないようなケースだと思います。接種に応じなかった従業員について、たとえば、接客から外し、バックヤードに回したり、自宅勤務を命じたりするような取り扱いの場合、必ずしも違法とは言い切れないように思われます。

一般論としては、会社が全社員接種の方針なのであれば、接種に応じられない理由を穏当な形で伝えてできるだけ不利益を課されないように立ち回ることをおすすめいたします。