病状の悪化のため介護施設から退所を求められています

パーキンソン病で要介護5の母が医療サービス付き有料介護施設に入所しています。
24時間手厚い医療サービスが受けられ、看取りまで可能という民間大手の特定施設で、入居金2,000万円以上を支払い、一生お世話になるつもりで資産を処分して入所しました。

母は寝たきりのため結石ができやすく、先日尿管結石から感染を起こして入院したところ、当日に急遽腎ろう造設の手術をすることになりました。その後病状が落ち着き退院日の調整をしようとしたら、介護施設側から腎ろうは未経験で受け入れできないと言われました。

チューブ抜去時等の緊急時に施設内では専門的な医療対応が難しいのと、日常の介護に手がかかり過ぎるというのが主な理由です。今は在宅で腎ろう管理をする方も多く、施設側の過剰な心配に病院も首を傾げています。施設側の不安を少しでも解消するために私たちも対策を考え、救急の際は手術を受けた大学病院で受け入れするという体制や、腎ろう対応が可能な専門往診医の日常サポート、施設スタッフへ勉強会の実施、急変時の事故責任を問わないという内容の覚書締結や追加費用がかかる場合は支払うという提案もしてますが、施設側の返事はNOです。

契約書を見直しましたが、施設側からの解除事由は、他の入居者への迷惑行為や費用の未払のみで、今回該当する退去理由はありません。(この点は施設側も認識) そして入所時に支払った約2000万円は返却されません。

今から別の医療付き施設を探すとしても、同水準の施設探しが難しい上新たに高額な入居金は払えず、また在宅介護もできません。
ソーシャルワーカにも相談していますが、病院としては上記のような最大限のサポートをするので早急に退院して欲しいと言われています。
行く先もない状態で退所を受け入れるしかないのか途方に暮れています。

アドバイス頂けると助かります。
よろしくお願いいたします。

「一生お世話になるつもりで資産を処分して入所しました。」とのことであり、契約書にもこのようなことが明記されているのでしたら、病院側が当該債務を追っていることになると思われます。
契約書や約款の内容次第のところもありますので、一度お近くの法律事務所にご相談に行ってもよろしいかと思います。

今後の対応としては、弁護士に依頼して、通知書を作成してもらい、任意の交渉を進めるといいう流れが通常です。

お困りの事かと思います。
腎瘻の管理は医療行為となるため介護施設で対応してもらうという方向での解決は難しいかもしれません。
そのため、Pinot さんのお母様のように退院後の受け入れ先に困られる方は多いです。
契約書の内容次第ですので、契約内容を弁護士に伝えた上で、まずは最良の解決方法は何かを見つけることをお勧めいたします。

貴重なアドバイスをありがとうございます。契約書をもとに弁護士さんにご相談してみます。