弁護士さんに依頼人した場合の慰謝料はいくらくらいになりますか?
5月6日、出勤途中の駅前で信号待ちをしていた車の後部座席が突然開き、車道左側端を自転車で走行中の私はブレーキを踏みましたが間に合わず、そのままその車のドアに追突しました。
顔面を強打しましたが、骨折などはなく打撲で済みました。
しかし、病院にはもちろん行きましたし、顔面を打っているので検査をし終わって会計をしようとしましたが、その時点でまだ相手側の保険屋さんと連絡もついていなかったので、実費扱い。
仕事に行くのにそんな大金を持ってる訳でもなく、後日支払うということで手持ちを少し預けて帰ってきました。その日のうちに、相手の方に電話をし保険の方と連絡したいから電話番号を聞こうと電話しましたが、確認してからかけ直すというとこちらの返事も待たず電話が切られました。
その後、今日まで一切謝罪の電話もなく、警察の人に相談したのですが、2回電話がありましたが仕事中のため出られず、3回目の電話でようやく話が出来ると思ったら笑って謝られました。
しかも、「ごめんなさいね、私何度も電話したけどあなたでなかったし、保険の人が『大丈夫、私が話しますから』と言われたからいいのかな?と思った、ごめんなさい、はい、は~い♪」くらいのノリでまた一方的に電話を切られました。
相手の方は外国人なので、しょうがないことなのかもしれませんが、この不誠実さにとてつもない怒りが込み上げてきました。
また、他の弁護士さんに相談したところ、9:1の割合で相手に過失があると言われましたが、私はなぜ1の割合で過失があるのかさっぱり分かりません。
どういうことなのか、教えてください。
信号待ちをしていたのは分かっていましたし、ドアが開いていないことも確認しています。
横を通りすぎるほんの数センチ直前で突然開いたので止まれなかったのに、それでも私に1の過失があるとは思えません。
あなたにも過失が生じる可能性があるのは、あなたにも前方確認義務違反等の疑いがあるからですね。基本的には左車線で停車している車の左をすり抜ける際は降車のためにドアが開くことを予見して、突然ドアが開いても停止できる速度で通行すべき義務があるかと存じます。
慰謝料の金額は通院日数等にもよって変わるため、具体的な事実関係をお伺いする必要がございますので、一度弁護士に相談されるとよいかと存じます。
全然話しにならない。
非常に腹立たしい相手方かと思います。
ご質問の過失割合に関してご説明いたします。
交通事故のご案件は、事故状況に応じて、過失割合の相場が決まっているようなところがあります。
もっとも、今回のように、被害者の方が自転車の場合のドア開放事故は、典型例として明記されている訳ではありません。
ただし、「単車:自動車」のドア開放事故は、基本過失が「10:90」とされています(別冊判例タイムズNo38【233】)。
そして、自転車の場合は、単車の場合の基本過失を参考にして、自転車側の過失相殺率を具体的事情に応じて減算するとされています(同385頁)。
これは、単車と比較して自転車の速度は低速であるため、自転車の有する危険が単車と比較すると小さい点にあります(同383頁参照)。
では、どの程度減算され得るかという話になるかと思いますが、自転車の速度が単車に近かったか歩行者に近かったかなどの具体的事情により減算の幅は異なると考えます。その他夜間であったり(-5)、自動車がハザードを点灯していなかった(-5)、直前でのドア開放である(-10)などどの事情があれば、自転車側として予見することは困難となるため、自転車側に有利に過失割合が修正されることとなります。
ご質問者様のお話が証拠から立証できるとすれば、「0:100」になる余地もあるのではないかと考えます。
以上、ご参考いただけますと幸いです。