不動産賃貸契約と定期借家契約に対しての退去時のトラブル

10年ほど店舗として借りているマンションの一角がありました。
急遽、オーナーが変わり昨年の4月16日で2年契約が切れていたようですが、新しいオーナーが名古屋の会社でかつ、昨年のその時期は緊急事態宣言のため、先方もこれなくまた、連絡もなく、私も契約が切れた、ということを忘れていましたが、そのまま継続して部屋を借りていました。
5月の緊急事態宣言が明けた後に新しいオーナーが来まして、取り壊して新しく8階建の店舗兼住居を立て直すから3年、他に移動して欲しい、そして3年経ったら同じ金額で同じサイズの部屋を用意する、ということでしたのでその後の1年、つまり今年の8月末まで新しいオーナーとの直接の定期借家契約を結びました。
ちなみに移動するお金はちゃんとします、というふうに言っていましたからこちらも安心したため詳しく契約書を見なかったのですが、締結をしました。

今年になって近所の中の良い不動産屋さんに実は取り壊して建て替えでなく、転売に出されているよ、というふうに聞きました。
びっくりしまして不動産屋に連絡したら以前の担当者はいなくなり訳のわからないおじさんが担当になり、
そんな口約束しても契約書には書いていないからお金は出せない、と言ってきました。
しかし、こちらとしてはそう言ったから書いたのだからそれは詐欺ではないか!と怒ったらうちは法を犯すことはしていない、と言い張ります。

ということで消費者センターに電話して東京都都市整備局とその中にある弁護士相談からの国土交通省宅建情報部、次に関東地方整備局、不動産取引特別相談室、挙げ句の果てに麻布警察生活安全課など、うちではないからここにかけて、というふうにたらい回しにされた挙句に結局、ひどい話だと思うけど結局うまく法の目をすり抜けているからどうにもできない、、、と言われました。

また、刑事事件で扱えないから民事で、と言われましたが一個人と企業では時間もお金も労力もかかりすぎてしまいますので結局泣き寝入り、しかも私がかかったお金は100万程度ですので、個人としては大きいですが、その100万を取り戻すのにこのパワーを使うのはどうか?と思いましたのでやはり泣き寝入りなのか?と悔しく思っております。

ちなみにお金ちゃんとする、ということを言っていましたがその時の状況の録音をしております。
一応相手にも伝えました。
また、定期借家契約しょをよく読むと
「立て替えたて壊しによる退去」
ということで転売による、ということは書かれていません。

なのでここは先方の落ち度かな?と思いました。

やはりこれはどうにもならないものなのでしょうか?

新しいオーナーの発言について録音があり、契約書にも取り壊しを予定している旨記載があるのであれば、弁護士を通じて費用を請求しても良いケースです。

お近くの法律事務所に直接ご相談いただき、依頼を受けてくれる弁護士を探されても良いと思います。

「取り壊して新しく8階建の店舗兼住居を立て直すから3年、他に移動して欲しい、そして3年経ったら同じ金額で同じサイズの部屋を用意する、ということでしたのでその後の1年、つまり今年の8月末まで新しいオーナーとの直接の定期借家契約を結びました。」

→この点については,録音はあるのでしょうか?