保険会社との交渉に強い法律事務所を探しています
賃貸マンションの3階に住んでいます。
4月の半ば、ベランダに敷いているウッドデッキのメンテナンスで腐食剤を塗っていたところ
建物の外側に容器を倒して溶剤をこぼしてしまい建物の外壁や下の階を汚してしまいました。
清掃や外壁の塗り直しで約200万円かかると言われたので
賃貸契約した時に家財保険と一緒に限度額1,000万円の個人賠償責任保険に加入していたため
保険会社に事故の報告をし、保険金で補償してくれる様頼みました。
担当者を紹介され何度か携帯メインでやりとりしましたが
少しすると担当者が携帯に出なくなり折り返しもなくなったため保険会社に連絡して
状況を説明し、担当を変えるよう依頼すると担当者から電話があり
保険会社で調査した結果、今回の件は日常生活の事故として該当しないため、
受付出来ず保険金は出ないと言われてしまいました。
不誠実な対応の上、一方的な結果で、とても納得がいくものではないため
保険金が支払われるよう交渉していただける法律事務所を探しています。
保険会社との交渉は弁護士業務の中では一般的な部類になりますので、相性が合いそうで信頼できそうな弁護士をインターネット等で探した上で一度相談されるのが良いかと存じます。なお、弁護士報酬の相場としましては、たとえば旧報酬基準で計算すると、200万円の請求でしたら、着手金として17万6000円程度、成功報酬として支払保険金の17.6%程度が相場になりますので、それよりも高くても安くても高い理由、安い理由を確認することをおすすめいたします。
なお、一般論としましては、相場よりも高い報酬だからといって交渉に強いとは限りませんし、逆に相場より安い場合は見込んでいる作業時間が少ないだけで交渉が難航した場合に追加着手金を請求されたり、実質タダ働きとなってしまうことでやる気を失ったりする可能性がありますので、報酬の多寡よりもまずは相性が合いそうか、信頼できそうかという点に着目して選ばれるのが良いかと存じます。
回答ありがとうございます。
とても参考になります。
保険会社の約款を確認し,「日常生活の事故として該当しない」という担当者の言い分が,約款に照らして正当な主張かを確認する必要があります。
往々にして,約款上の根拠なく,不当な理由で払い渋る保険会社がありますので,約款上の根拠があいまいであれば,確かに弁護士に交渉を依頼した方が良いでしょう。
それと,保険会社の言い分が約款に照らして合理的か確認できるまでは,賠償金を自己判断で支払ってはだめです。
回答ありがとうございます。
約款の保険金の支払事由は
(1)被保険者の住宅の使用または管理に起因する偶然な事故
(2)被保険者の日常生活に起因する偶然な事故
となっています。
ウッドデッキのメンテナンスが日常ではないという
保険会社の言い分はやはり納得できないので
弁護士に依頼する方向で進めようと思います。
まずは近くの法律事務所に当たってみようと思います。
賠償金はまだ払っていません。
保険会社とのやりとりが終わるまでは待ってもらうようお願いしてます。
ご忠告ありがとうございます。