返済義務がないことを念書に残したい
知人から事業立ち上げの際に融資を受けました。知人は直接名前をださず、事業代表者に自分がなり、資金は会社の代表口座に振り込まれています。口頭では返済の義務はないと言っていましたが、後日借用書を作成させたれました。
近々事業は別の方(知人の知り合い)に譲渡することとなり、その借用書の返却を求めたのですが紛失したとのこと。
融資金の返済義務がないことを、口約束だけでなく念書で残そうかと思い、下記の様な文書を作成しています。
内容や別の方法がいい等アドバイスをいただければ幸いです。
念書
令和 年 月 日
「投稿者」殿
住所:「知人の住所」
氏名:「知人の署名」印
令和 年 月 日に貴殿に貸付けた金〇〇円は、「店名」の運営資金としての目的であり、貴殿に返済義務はありません。
以上
後日の証として本念書を作成します。
「融資」や「貸付」という言葉は、法的には「金銭授受」+「返済約束」を意味しますので、「融資金」なのに返済義務がない、あるいは「貸し付けた」のに返済義務がないという言葉自体が矛盾を孕んでいるかと存じます。
いずれにせよ、事業譲渡や「融資金」の法的性質についてきちんとした契約書を作っておいた方が良いかと存じますので、関係資料等をまとめて一度弁護士に相談されることをおすすめいたします。
消費者であれば消費者契約法で守られるので多少契約関係が甘くても救われる部分が多いのに対し、事業者としての取引については特別法がある場合を除き基本的に保護されませんので、ご自身で法的知識がないのであれば、特に事業譲渡のような法的トラブルになりがちな取引については弁護士に相談される習慣をつけておいた方が賢明です。