企業への問い合わせ内容の全体公開(ブログ)について、どこまで表現できるのでしょうか?
ライターの仕事をしている者です。
個人の趣味ブログを運営しており、主に美容情報について発信しております。
ネットにある情報の真偽が定かではなく、企業に問い合わせた内容を参考に記事を執筆しようと考えているのですが、
調べたところ企業に問い合わせた内容への回答は公開してはいけないとありました。
実際に企業の問い合わせ欄には「弊社の許可なく回答内容の一部もしくは全体を転用、二次利用、または当該お客様以外に開示することは固くお断りいたします。」などの記載があります。
回答内容の一部引用すらできない場合、エビデンスを示さないことと同じなので説得力に欠ける文章になり、ネットにあふれる偽情報を正すことができません。
極端な例をあげますと、
・A社の××という商品について「美白効果がある」と明言されていないのにも関わらず、誰かが勘違いをして「美白効果がある」と発信
・検索上位にあるサイトの多くが間違った情報を発信している
・実際に問い合わせたところ、美白効果はなくメイクアップ効果によるものだと回答された
というような状況です。(あくまで一例なので薬機法は気にしないでください)
ブログ記事にした場合、
「××には美白効果がなく、メイクアップ効果の透明感により肌を白くみせてくれます」などの文章では、どこの情報をもとに断言しているのかが分からず説得力に欠けますが、
「A社に確認したところ、××には美白効果はなく~(以下同文)」
の文章であれば読者が納得できるかと思います。
企業へ問い合わせた内容について回答を引用せずに公開する場合、具体的にどこまでいえるのでしょうか?
「問い合わせしたところ~」「確認したところ~」はNGでしょうか。
ご回答いただけますと幸いです。
企業の問い合わせ欄の記載にどれだけ拘束力があるかどうかは別として、ご自身の判断で公表をされますと当該企業とのトラブルの原因になり得ますので、自身でセーフと思われる案文を当該企業へ見せた上で、個別に許可を取るのが安全かと思われます。