不法で投棄された物でないが、不法投棄と言って脅されている
今年、古い家を土地付きで旅館業を生業にしている会社に貸したのですが、家の近くの土地を整地していたところ、がれきのようなものが出てきたと言って騒ぎ始めました。これは、不法投棄だと言って脅かされています。こちらも、「古い家なので、昔の人が家を修理する際に放っておいて、それが自然の形で埋まってしまったもので、私は知らなかったが、それは不法投棄ではない」と言いました。しかし、借り手は不法投棄と言って、その言葉を変えようとはしません。もしどうしても不法投棄というのであれば、こちらもコンテナでも頼んで処理をしますと言いましたら、こちらで処理しますと言われました。
最近、古民家が増え、山梨県で、古い家を貸す場合に家主に補助金を出して、古民家を再利用する業者に貸し出すための補助制度ができました。借主はその補助金が欲しいらしく、私にどうしても協力してほしいということで脅かしのような形で言ってきます。
この場合、やはり不法投棄になるのでしょうか?我が家の場合、門が坂の上にあり、他人が不法投棄ができるような場所ではありませんし、がれきを見ると明らかに我が家のものなので不法に投棄をされたものではありません。それに、どう見ても投棄をされたものではなく自然の形で埋まってしまったものですし、公共の施設や、道路などからはとても見れるようなところではありません。この場合も不法投棄というのでしょうか?教えていただけましたら助かります。
不法投棄とはいえないですね。
貸した土地の中にあったのでしょう。
他人の土地なら、不法投棄になるでしょう。
補助金狙いの主張ですかね。
僕にはわかりませんが。
写真をとっておくといいでしょう。
良かったです。本当に助かります。
田舎で、家族が住んでいないとはいえ、借り手の希望で月2万円で貸して、10年契約で、すべて向こうの意見を聞いて、こちらの誠意でお貸ししているんですが、契約書を交わしたとたんに脅かすようなテキストを送ってきて、おまけに向こうの御兄弟が弁護士さんということでものすごい強気なんです。私の主人も弁護士ですが、住んでいるところがハワイですし、ハワイ州の弁護士ですのでどうにもできなくて本当につらかったです。ありがとうごさいます。感謝します。
できれば、内藤先生にご相談したいのですが、先のテキストでご相談した件の続きです。実は、相手側からの返事で、自物件の埋め立てに関しても不法投棄になってしまうということで(廃棄物処理法16条)だそうです。業者としては報告する義務があるということです。私も、弁護士の先生にご相談しましたと言ったのですが、その弁護士先生はそういう法律を知らないのではないかと言われてしまいました。専門家に対してそういうことを言えるというのは、よほど自信があるんだなと思ったのですが、やはり不法投棄になってしまうのでしょうか?
埋まっていた瓦礫は、昭和初期化、それ以前に、倉庫や蔵などがあったところのものが、自然に埋まってしまったもののようです。昔の瓦礫の破片、金属の棒や、トタンや、昔の自転車のタイヤなどのようなものが埋まっていました。でも、それは確実に我が家のもので、掘り起こさなければその上に野菜などを作っていたのですが、深く掘り起こされたので自然に出てきてしまったようです。別に埋め立てていたものでも、不法に投棄された物でもありません。やはり、廃棄物処理法16条に沿って考えなければならないのでしょうか?投棄のものを処理するのは簡単なので処理しますが、脅かされているような気分で、今後もこのように小さいことで脅かされるのかと思うと、10年契約が怖くなります。
調べてみました。
判例がありました。
自己所有地でも、不法投棄になると言う判例です。
簡単に言えば、周囲の環境に影響を及ぼすから、という理由です。
認識を改めます。
そうでしたか。
内藤先生には、いろいろ調べていただき、大切な時間まで使わせてしまってすみません。ありがたいと思っていますし、心から感謝しています。厚かましかったですよね。
その判例ですが、周辺の環境に影響を及ぼす場合に適用されるということが
わかってよかったです。
我が家は、四方を道路に囲まれていて、田舎なものですから土地が広いんです。周りの環境なんて、隣は無住のお寺で、かなり下の方にあり、我が家は石垣を降りていかないとならないんです。お寺と家の境には石垣が積んでありますし、お寺から我が家は見えません。したがって周辺の環境に影響などは全くありません。この場合は周りの環境には全く影響はありません。
田舎の古い家なら、どんな家でもそういうことはあると思うのです。我が家の場合、400年は超えた家ですし、また、土地ですし、田舎であればそういう広い家があり、昔の蔵や倉庫などが取り壊された後にそういう瓦礫が埋まっている家はたくさんあると思うのです。その場合は、判例か適用されないように思うのですが。いろいろな疑問はあるのですが、これ以上は無料でのご相談は厚かましいので、遠慮しておきます。でも、環境のためということが分かっただけでも本当によかったです。本当に感謝しています。ありがとうございました。
大雨とか地震とか、そんなことが推測されてるようですね。
内藤先生、感謝します。もし、ハワイでの法律的な問題がありましたら言ってください。移民は専門ではありませんのでわかりませんが、ビジネスの構築、破産、離婚、遺産相続等は主人が専門とするところですので聞くことができます。
不法投棄の件ですが、なるほど、そういうことであればなおさら公共の場所には影響はないですし、我が家でも大地震の際に穴が空いたりするようなことはありませんでした。昔、私の叔父が言っていたのですが、関東大震災の時も家は大丈夫と言っていました。私も、借り手が整地をするために深く掘り下げなければ全く知りませんでしたし、以前住んでいた私の祖父たちも、その祖父たちもすでに亡くなっているので誰の責任になるのかもわかりませんでした。こういう問題はこの先、この後継問題とか、古民家問題には大きな問題となって起こりうることだろうと思います。内藤先生には、ご苦労いただいて本当に感謝していますし、とても助かりました。心から感謝します。