親族外継承の際、自分は買い手側で、相手の提示額が高く折り合いがつかない場合解決策はありますか?

私は14年前から今の会長の経営する有限会社の美容室で働いている美容師で、4年前社長に、社会保険に加入しなければならなくなったがお前の分は出せないから会社から出てくれと言われ個人事業主になりました。同じタイミングで1人で今年で10年経つ店1店舗を任され年商は1000万弱です。
1年程前から今いる店舗の親族外継承の話を、会長と(当時社長)し始めているのですが、顧問税理士と会長、社長(息子)と私で話をした際に特に根拠も話されないまま1000万という額を提示され、話合いは終わり。それから私も公庫からお金を借りるため貯金額を増やそうと1年は特に何も話はせず働きました。
貯金額もある程度貯まったので話を進めようと昨年12月から二度話合いをしているのですが、相手は700万、私は500万。なかなか金額の折り合いがつきません。
そもそも最初の1000万の提示の根拠もわからず、こっちは300万も譲歩してやっている。という状況です。相場はあってないようなもの、と聞いたりしますが、美容業界の方々に伺うとその利益だと400〜500、、、500でも高い気がする。。などの意見がほぼほぼです。
会長の提示する700万の算出方法は、月平均約80万の所を70万の売上として考えて1年分の所を10ヶ月で計算してやる。だから10×70で700万だ。という考えだそうです。
そもそもお店の価値を決める際に売上で計算するのが正しいのかもわかりません。
私は利益ベースで考えているので、乖離するのもわけないのですが。

私が提示している額も上限額なのですが、あまり長丁場になるようなら600ないし650になるようなら手切金ということで払い縁を切ろうとも考えているのですが、、
こういった、金額で折り合いがつかない場合、法的な観点で解決できることはあるのでしょうか。

事業譲渡については価格等の条件面で折り合えなければ、話が流れるだけですので、法的手続によって解決することは難しいかと存じます。いずれにせよ、事業譲渡を受ける際は必ず契約書を作成し、弁護士にレビューさせることをおすすめいたします。