社内不倫により減給、解雇、退職金ゼロ

約32年間、ある教育関係の会社で正社員として働いてきましたが、社内不倫(私は既婚、相手は未婚で部署、勤務地は別)を2年前に咎められ、「もう会いません」という内容の始末書を提出して降格・減給処分になったものの、また会ってしまったため1年前に日付のない退職願を提出しボーナス1回無しという処分を受け、更にまた会ってしまったため2019年1月末頃に「今日からちょうど30日後に退職してもらいます。退職金はゼロです。本来は懲戒解雇となってもおかしくないが依願退職という形にします。」と宣告されました。そうして、いろいろな書類にサインしたり実印を押したりして、2019年2月末日をもって退職となりました。情けない話ですが、どんな書類だったのか、細かくは覚えておりません。その後、一旦私の銀行口座に振り込まれた783万円余りの退職金(神戸商工会議所の特定退職金共済制度による)を会社の銀行口座に振り込みました。ネットで調べたところ、社内不倫によって解雇となるのはそう珍しくないことのようですが、2年前からの減給と退職金返還を合わせれば約1千万円ものお金になります。それほどの大金を会社に献上しなければならなかったのでしょうか。1千万円もの損害を会社に与えたとは思えません。「社会通念から言って悪いことをしたのだから何らかの社会的制裁は受け入れざるを得ない」というのは分かっていますが、

1.その金額の大きさが適切であったのかどうかということと、
2.一旦私の銀行口座に振り込まれたものを返上するという形が適切であったのかどうかということ
3.そもそも今回のような失敗によって退職金をゼロとすることが適切であったのかということ

についてお伺いしたいです。長文になり申し訳ございません。よろしくお願いいたします。

私見では、
いずれも不適切だと思いますね。
ただし、同意書はとられているので、不利ではあるでしょう。
労働審判で、判断をあおぐのがいいかもしれませんね。

いずれも適切ではないと思います(ただし,2については退職金を0とするなら共済制度の手続上,仕方のないことではあります。そもそも退職金0が適切ではないと思いますが。)。

会社に対して法的に何か請求できるかという点は,どのような書類にサインしたかによると思います。
一度弁護士に具体的に相談されることをお勧めします。

1.その金額の大きさが適切であったのかどうかということと、

会社の内部を混乱させた程度次第ですが、通常は、そうでないことが多いとは思います。

2.一旦私の銀行口座に振り込まれたものを返上するという形が適切であったのかどうかということ

一端は全額を払った形を相手は作りたかったのでしょう。

3.そもそも今回のような失敗によって退職金をゼロとすることが適切であったのかということ

不適切に思いますが、相手の言うがままに処理されており、脅されたといったような事情が証明できないと、争う際に不利な面はあります。