妹が配偶者からのモラハラに心身ともに疲れきっており、家族として助けたいと考えています
私自身ではなく、私の妹のことになります。
長年、妹は夫からのモラハラに悩まされており、離婚したいと言っているのですが、踏ん切りがつかないため、家族としてサポートがしたい、と考えています。最終的には本人が踏み出さなければいけないのだと思いますが、踏み出せない家族を、助けたいと考えています。
・子供が3人 小学5年生、小学4年生、6ヶ月
・関西在住(元々は東京に住んでいましたが、1年半前に関西に移住)
・私(兄)は東京 子供なしの夫婦
・私と妹の親族は亡くなっており、血の繋がった家族は私と妹の二人のみ
・旦那側の両親は健在で、妹夫婦とは一緒に住んでいない
・モラハラ状態は約10年続いています
最初、モラハラかどうか安易に判断してはいけないと思い、言われたこと、されたことをメモや日記に残すように伝え、残してもらっていました。私も、少しでも妹の力になりたいと、モラハラの事例、自己愛性パーソナリティ障害に関する複数の書籍を読んで、モラハラ、自己愛性パーソナリティ障害がどういうものか理解した上で、やはり、妹の夫は明らかにモラハラで、妹は心身ともに疲れ果ててしまっている、と考えています。
妹は、
・小学生二人、一歳未満の赤ちゃんが一人、自分だけでは家計を支えられないのではないか、という経済的不安
・離婚を切り出しても、聞いてもらえない、受け入れてもらえない、地の果てまで追いかけてくるのではないかという恐怖
・一歳未満の赤ちゃんがいるため、もう少し大きくなるまで我慢した方が良いのではないか、小学生の子供たちも引っ越しが続くことはよくないのではないか
といった心配を抱えています。
また、以前一度、もうこれ以上一緒に住むと精神が崩壊すると思った妹を、私の自宅に匿ったことがあったのですが、その際に「子供を誘拐した」と罵られたことがありました。最終的には、私夫婦立ち会いのもと、話し合いをして、妹の夫が反省をしていて、具体的な改善プランを作ること、パーソナリティ障害の改善のためのクリニックに通うことなどを約束して、再度一緒に住むことに戻ったのですが、3ヶ月後には以前ような、モラハラ状態に戻っていました。
モラハラが、ターゲットに対していかに精神的な追い込みをしていくかは、ここでは敢えて記載はしませんが、生きているのが辛いほどの重圧を与え、追い込み、逃げ道を与えず、いたぶる状況が長く続くと、妹が精神疾患にかかってしまったり、自殺をしてしまうのではないかと考えており、こちらに相談させていただきました。
金銭的なサポート、住居の提供のサポートなどは、私がやっていこうと考えています。
当事者ではないため、サポートするしかできないかもしれませんが、できるサポートはなんでもしたいと考えています。
どうかお知恵、お力をお貸しください。
妹様の現在のご状況、大変お辛いかと思います。
配偶者からのモラハラが原因で、別居や離婚をされる方は多くいます。
また、モラハラは、ターゲットが目の前から居なくならない限り続くとも言われており、今後は別居や離婚も検討した方が良いかと思います。
その際には、弁護士などの専門家と相談の上、進めた方が良いと思います。
なお、一般的には、離婚をご考えの方は、別居開始と同時期に協議離婚の申入れを行い、別居を行いながら離婚に向けての条件の話し合いを行います。
初めから弁護士に依頼する場合には、別居と同時に弁護士名での協議離婚申入書を内容証明郵便によって発送することが多いと思います。
金銭面については、婚姻費用分担請求、財産分与請求、養育費請求、慰謝料請求などを行うことや、児童扶養手当の受給などによっても一定程度を補うことは可能ですが、婚姻費用、財産分与、養育費、慰謝料請求などについては具体的な事情に応じて金額は異なりますし、また、相手方の支払能力によっては回収可能性が乏しい場合もありますので、相談者様のサポートや妹様ご自身でも収入を得られるように準備もした方が良いと思いいます。
もっとも、離婚問題については色々な事情を検討する必要がありますので、一度離婚専門の弁護士にご相談することをお勧めします。