隣人トラブル、一筆の内容や解決に向けての方法

先日に隣家の太陽光パネルからの落雪で
当方は多大な被害を受けました。

パネルの移設、撤去を求めましたが
施主と施工業者で責任のなすりつけあいで
費用の負担の話が進まず
未だそのままになっております。

今度、施主、施工業者、と被害者(当方)とで
話し合いの場が持たれるらしいのですが
技術的な話は出尽くしておりますし
あとは契約上のことと見て取れます。

私としては契約上のことは
口出しは出来ないと考えております。

ただ施主と施工業者間で話し合いが全く進まないため
このままにされるのではという不安が生じております。

そこで今度の話し合いの時に
今後の解決において一筆書いてもらう事が出来るのか
知りたいと願っております。

施工業者に当方から何か言う事は出来ないと存じます為
一筆の相手は施主になると思います。

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内容としては

・パネルの撤去もしくは移設を約束する
・●年●月●日までに撤去もしくは移設を完了する。

上記を守れない場合は
弁護士を通じて妨害排除請求
もしくは妨害予防請求を進める。

その際の弁護士費用、諸費用等の負担は施主のものとする。

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最初から弁護士さんにお願いするのも方法なのですが
簡単に排除請求する出来るものでも無いと思いますし
少しの強制力が持てればと思います。

質問は以下です。

・上記の一筆は適切なものでしょうか。
・一筆を断られることもあるのでしょうか。
・一筆を断られた場合に
 何か解決に向けて良い方法はございませんでしょうか。

落雪は玄関に届き生活を脅かすどころか
家族の命の危険もあります。

どうか何卒よろしくお願い致します。

そのような一筆は施主にとって実質的なメリットがなく、むしろ本来負担する必要のない=あなたが本来負担すべき弁護士費用まで負担する内容となっておりますので、通常は施主がこのような一筆に応じることはないと思います。日本においては弁護士費用の敗訴者負担制度がとられておりませんので、正当な権利であっても裁判手続においてその権利を実現するためにはお金をかけないと実現できないという制度になっています。

これまでの話し合いで解決していないことからしますと、たとえば、あなた自身が協力金を支払うことを提案する等の施主にとってもメリットを感じられる提案をする形でないと、裁判所での保全手続や訴訟手続以外での解決は難しいように思われます。

なお、弁護士には相談されたのでしょうか。仮に相談してもあまりポジティブな見通しを示してもらえなかったのだとしたら、保全手続や訴訟手続であなたの主張が認められる可能性があまり高くないということのように思われますので、なおのことあなたの方から歩み寄らないかぎり撤去等を実現することは難しいように思います。いずれにせよ、具体的な状況等を弁護士に示して見通しを確認することは重要ですので、まだ相談されていない場合は相談されることをおすすめします。

そうですね。

現在状況が危険だという
技術的な裏付けは県の建築士会の相談センターなどにも
取れたのですが最終的な強制力は
弁護士さんを通じてになるとのことで同じ回答でした。

有難うございました。