昔からある土地で隣地からの水道管引き込みが発覚。隣地との協議書の書類作成・相談は弁護士でしょうか?
昔から持っている法人所有の土地があります。
最近土地の売却を考えていて、販売活動を進めていたところ、所有の土地の水道管が隣地を通っていて引き込まれており、しかも複数の土地の共有の管であることが発覚しました。
水道局さんに聞いてみたところ、新たに引き込み直すことも難しい状況で、現状維持が望ましいところです。
現状引き込んでから水道管が故障して配管をし直したり、管理費などのお金が発生もしていない状況ですが、隣地とのトラブル防止のため協議書をかわして売却を進めようとしております。
不動産屋さんの方から、「書類を作成するなら行政書士かもしれないが、相談を含めて弁護士に相談してください」と言われました。
相談・書類作成するならやはり弁護士さんに相談するのがいいのでしょうか?
また相談する際はどのような弁護士さんに相談するのがいいのでしょうか?
ご判断がつかず質問させていただきました。宜しくお願い致します。
相隣関係は考慮すべき事項が多岐にわたるとともに、今回のケースでは基本的には買主も協議書の恩恵を受けられるようにする必要があるかと存じますので、協議書の内容については弁護士に相談して後から協議し直さないとなかなか買い手がつかない、あるいはご希望の金額で売れないといったことがないようにしておくことを強くおすすめします。
どのような弁護士がよいかは、あなたのご希望に寄り添いつつ、無理なことは無理ときちんと説明できて、誠実に対応してくれそうな弁護士を選ばれると良いかと存じます。相隣関係の経験が豊富であればなおよいと思いますが、どちらかと言えば、誠実さや相性の方が優先すべき事項かと存じます。