不倫した夫家出後の出産費用などについて
夫と出産を希望して産婦人科に通っていたにも関わらず、不貞・相手女性の妊娠が発覚、夫が一方的に家出しました。
私は高齢出産の年齢になることから卵子凍結を行ったのですが、毎年の卵子保管料やいざ卵子を使用する時などに高額費用が見込まれます。
1:婚姻費用分担請求調停でその費用を算定表の額に追加で求めることは可能でしょうか。
2:慰謝料にて将来かかる、出産費用などを追加で求めることは可能でしょうか。
安定した収入がないため、仮に協議離婚をした場合でも、将来的に掛かってくる高額医療費(出産に掛かる費用)の支払いは大きな負担となるため大変不安であり何か出来る方法がないか、ご教示頂けましたら大変幸甚です。
追記:ちなみに夫は家出前には「卵子凍結費用などは出すから」と口頭で言っていたにも関わらず、家出後は「そんなことを言った覚えはない、支払う義務はないから自分で払ってくれ」と主張を変え、私が抗議をしたところ、卵子凍結費用だけは支払った状況ですが、現在保管料は私が支払っています。婚姻費用は算定表に基づいた金額を支払ってもらっておらず、不足している状況です(婚費調停を考えています)。
以下、ご質問にお答えします。
>1:婚姻費用分担請求調停でその費用を算定表の額に追加で求めることは可能でしょうか。
特別経費としてその一部を算定表の金額に追加して支払ってもらうことも可能だと思います。
>2:慰謝料にて将来かかる、出産費用などを追加で求めることは可能でしょうか。
慰謝料はあくまでも不貞行為によって生じた精神的損害を補填するものですので、将来かかるであろう出産費用を慰謝料として支払ってもらうことは難しいでしょう。
1、含まれます。
出産費用は、婚姻費用に含まれます。
2、可能です。
将来の出費も、調停条項に、記載しておきましょう。
有難うございます。
ちなみに私の前職年収1000万円程度で、夫転勤に伴い退社してからは独立して細々と続けるのみで200万円程度となりました。
夫は転勤先で現地の女性と不倫、妊娠、家出をしました。
夫の家出後しばらくしてから婚費を請求したところ「働ける能力があるはず」「これまで十分サポートしてきた」などと言い、算定基準を大幅に下回った婚費しか振り込まれていない状況です。
私としては、夫不倫で突如一人となった挙句、夫転勤のために独立して折角築いた基盤を捨てて再び就職するなどするつもりはありません。
また、財産分与や慰謝料などで合意がつかずに日々その対応に追われ、望んでいた出産も不可能となったことから精神的な苦痛を抱えており、独立して築いた仕事でなんとか少しの収入を得ていますが、婚費調停を起こして正当な金額を受け取りたいと考えています。
1:その場合、調停の場で夫の言う「もっと稼げる能力があるはずだ」などの主張が通用するものでしょうか。
私の年収が前職の1000万円から転勤帯同に伴う独立後200万円程度に激減していることが影響するのが気になっています。
2:今月調停を起こした場合、2019年度の源泉徴収票が求められる形でしょうか。それとも2020年度になりますか。
宜しくお願い申し上げます。