相続について、手続きの順序
婚約者のお父様が亡くなり、相続についての問題が発生しました。
お父様が生前住んでいた、そして今現在もお母様が住んでいる土地建物の名義が祖父の代から変更されていないことが判明しました。
また、お父様には婚約者以外に、前妻方に子供がおり、相続権がそちらにも発生している状態です。
ですが、土地建物の名義がそもそもお父様でなく未だ祖父のものであり、手続きをどこから進めていいのかもわからない状態です。
まずはお祖父様の法定相続人を調査し、遺産分割協議を行うことになります。
その後お父様の法定相続人を調査し、改めて遺産分割協議を行うことになるでしょう。
相続人の調査は戸籍などを請求することで可能ですが、2世代分の調査が必要ということであれば、ご本人様で対応されるのは相当手間かと存じます。
調査及び遺産分割協議の代理について弁護士にご依頼いただくのがスムーズかと思います。
まずは、お近くの法律事務所にご相談されることをいたします。
土地建物の名義がそもそもお父様でなく未だ祖父のものであり、手続きをどこから進めていいのかもわからない状態です。
・・・祖父の相続人の確定のための戸籍追跡 祖父の相続人間での遺産分割協議とともに 父の相続人間での遺産分割協議を行う必要があります。
弁護士に直接相談されるのが一番でしょう。
土地建物の名義がそもそもお父様でなく未だ祖父のものであり、手続きをどこから進めていいのかもわからない状態です。
祖父名義ということなので、祖父の生まれてから亡くなるまでの戸籍を取得し、
現在の相続人を確定し、祖父の遺産分割について遺産分割協議をする必要があります。
その中に、父の相続人であるあなたの婚約者と前妻の子が入ってくることとなります。
全員の合意ができないと、土地建物の問題は解決できません。
弁護士に面談で相談し、今後の方針を検討されたらよいと思います。