名誉毀損罪で訴える事は可能でしょうか
過去(20年ほど前)に使用した大麻に関して、勤め先への暴露、及び、ネットで実名や写真、勤め先の晒しを受けています。 大麻に関する事実を会社が揉み消したなど、嘘の情報も記載されていました。
このように、時効を迎えた過去の罪を公に暴露、不特定多数に向けネット上に実名や写真、勤め先などを晒された場合、名誉毀損罪に該当し訴える事が出来るのでしょうか。
少なくとも、会社が揉み消したなど事実無根であることは確かです。
攻撃相手に関しては、本名でアポを取ろうと何度も会社へ電話してきているので、当時の知人である事は分かっています。
過去の犯罪事実を広める行為は、名誉棄損と評価される可能性が高いと思われます。
相手が特定できているのでしたら、相手に対して刑事事件として刑事告訴や民事上で損害賠償請求が可能かと思われます。
倉田先生、ご回答くださりありがとうございます。
ネット上への書き込みは掲示板で匿名でした。
会社への暴露は会社HPのメールフォームを使用して。返信用のメール記載を必須にしていますが、偽アドレスです。
電話は本人が本名でかけてきており、携帯電話番号は把握しております。
相手とはショートメッセージを介して何通かやり取りをし、『会って話がしたい』『過去の事についてバレて困る事があるのでは?』『勤め先に出向いてもいいんですよ』など、執拗に会う事を求められており、恐怖を感じています。
脅迫罪でも訴える事は可能でしょうか。
ネット上の書き込みに関しては、会社への暴露内容と同じ内容且つ攻撃開始時期と被っている為、恐らく同一人物であるという推測なのですが、書き込み時期から1年半程経過している為、開示請求をしたところで人物特定が出来るのかが心配です。
最低でも削除依頼が出来ればと思います。
名誉毀損に当たる可能性が非常に高いです。
なお、相手方の携帯電話番号を把握しているのであれば、弁護士に依頼すれば契約者の住所氏名等の情報をこちらで調査できますから、その上で自宅に内容証明を送り、依頼者への直接の連絡は今後は一切禁じた上で、全て連絡は弁護士を通して行うようにさせる流れになります。
投稿に関しては1年半経過しているということでまず投稿時のログが削除され出てきませんので、上述のような手段でまずは相手方に弁護士からアクセスして事情を聴取した上で、相手方がそこで自白するのであれば示談交渉になりますし、否認した上でそれでも新規に投稿が行われるようであれば開示請求を行なった上で損害賠償請求という流れを踏んでいくのが一般的です。
削除請求についてはログの保存期間とは関係ありませんので、別途行って行くことになります。
長岡先生、ご回答くださりありがとうございます。
過去に自身が犯した罪がきっかけ故、色々と不安でしたが、今後弁護士に相談し前向きに戦いたいと思います。