交通事故 過失割合と過剰請求について
1.事故当日
現場:T字路の交差点
私(自転車):直進(車道外側線進行中)
相手(自動車・女性):交差点にて左折
私は緩やかな坂道ということもあり、スピードはでていません。
交差点手前10~20mあたりから相手が加速してきました。
自動車が先に行き、先に左折にさしかかろうとしていたので、(自動車は車道外側線へ幅寄せしようともせず)私は減速して周囲を確認し車道側へ少し膨らみ避けようとしました。
その途端(自動車が交差点に差し掛かろうとしたとき)自動車がブレーキを踏み急減速(停止しようとしていた)したため自動車の右後ろのライトと私の肩が衝突しました。
その後相手が下りてきて
相手:なんでぶつかったんですか!
私:急に止まったので避けきれませんでした
私:逆になんでとまったんですか?
相手:あなたがきていたから止まったんです!!
→前方に自転車がいて止まるのはわかるのですが、後方にいて止まる意味があるのか?と思いました。当時交差点には相手と私しかいない状況です。
私自身、肩に強い痛みがあったので、救急車を呼んでもらい、軽い処置をしてもらいました。
2.事故当日実況見分
実況見分の結果、「停止している自動車に自転車が衝突した」ということになりました。
私の言い分を主張しましたが、聞いてくれませんでした。
・自転車を認識していたのにもかかわらず、なぜ加速したのか?
・なぜ後方に自転車がいるのにブレーキを踏んだのか?
・自動車の進路妨害に当たるのではないか?
その後当事者同士の連絡先交換となると、見知らぬ男(女性の夫)が登場
「車の修理代請求すっから」と威圧的な態度
現場にいない夫がなぜでてくるのかも不思議でした
3.翌日
朝に女性の夫から着信
女性の夫:過失割合は100(自分)対0(相手)でいいんでしょ?
自分:過失割合については保険会社とのやりとりになると警察に聞いたので、私の口からはお応えできません
女性の夫:わかったわー(終了)
夕方にも着信が有り
女性の夫:過失割合は100(自分)対0(相手)でいいんでしょ?
自分:朝にもお伝えしましたが過失割合については保険会社とのやりとりになると警察に聞いたので、保険会社からご連絡をいただいてもよろしいでしょうか。
女性の夫:保険会社から連絡させるわ(終了)
電話でも終始威圧的な態度です
自分は病院へいき、肩の怪我の受診を行いました。
4.約1週間後
連絡がまったくないまま、時が過ぎたある日、見知らぬ弁護士から速達郵便が
内容は
・本件について、受任した
・過失割合は100(自分)対0(相手)
・車の修理見積書添付
→自己箇所以外の場所(バンパーの修理)も請求されており、高額になっております
5.受任通知受け取り翌日
郵便物の内容に納得できず、警察署へ相談
・事故証明書以外に状況(自動車の損傷箇所)を説明できる書類はない(物損事故扱いのため)
・お話を聞く限り、自動車の進路妨害にあたる可能性が高い(実況見分を行ったものとは別の方なのであくまでも私見になりますがといっていまいた)
と教えて下さいました
①過失割合を一方的に決められることに納得はいかないので、覆したい
→示談交渉や裁判になっていくのでしょうか
②事故箇所以外の修理は請求できるのでしょうか
ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
過失割合に納得がいかない、請求金額に納得がいかないということであれば、相手の提案に合意ができない(示談しない)ということになります。
そうなると、請求している相手方次第ですが、弁護士が付いているなら裁判等を起こす可能性は十分あるでしょう。
そして、裁判所で、適正な過失割合や、修理金額を判断してもらうことになります。
内容的には、車が加速してきたというのは、ご相談者を追い越したという意味でしょうか。そうだとすると、その場所や態様によって過失の程度が変わってきます。
もし、車の追い越しが完了している状態で、車に追突したということになると、100対ゼロはやむを得ないということもありえます。
なお、修理費は、事故によって損傷した箇所を修理するのに必要なものに限るのは当然です。見積書等を精査して適正かどうかを検討することになるでしょう。
ご返信いただきありがとうございます。
自動車は後方から加速し交差点手前の段階でほぼ並走状態、直前で追い越して左折しようとしているタイミングでした。
100対ゼロはやむを得ない可能性も高いのですね。
ご意見をいただきましてありがとうございます。参考にさせていただきます。
>ほぼ並走状態、直前で追い越して左折しようとしているタイミングでした。
そうであれば「直前」の状況次第ですが、別の警察官が述べたとおり、進路妨害の可能性はありえます。