婚姻関係にない彼に金銭的な協力する際は、法的にどのような形がとればよいでしょうか?

まだ婚姻関係にない彼に、住宅ローンの繰り上げ返済の協力を匂わされています。
いずれ婚姻関係になるという想定で、返済不要のお金として渡す場合は贈与になりますか?
もしくは、借金として貸す場合は借用書を用意した方がいいと思いますが、これは法的な書式で用意する必要がありますか?
そもそも、口約束ではあるものの婚約者に金銭的な協力をする義務はあるのでしょうか⁇
どうするべきか判断がつかず迷走しています。よろしくお願い申し上げます。

お金を渡すのは簡単ですが、後から取り返すのは非常に困難です。
借用書や金銭消費貸借契約書を作らなければ、渡したお金は贈与ではなく貸金だということを証明するのが難しくなります。
婚約者に対して金銭的な協力をする義務はないと思われます。

まとめると、渡さない方が良いし、渡すとしてもあげたつもりで渡す必要があり、将来関係性が崩れたときに返済してもらいたいのであれば、そういう内容の契約書を作成しておくべきです。

いずれ婚姻関係になるという想定で、返済不要のお金として渡す場合は贈与になりますか?

そうですね。

もしくは、借金として貸す場合は借用書を用意した方がいいと思いますが、これは法的な書式で用意する必要がありますか?

必要事項を書いていないと、意味がない場合もあります。
ご自身で作成が難しいと思われるのであれば、弁護士に作成してもらうことは考えられると思います。

そもそも、口約束ではあるものの婚約者に金銭的な協力をする義務はあるのでしょうか⁇

口約束の内容にもよりましょうが、一般的に言えば、婚約者にお金を貸す義務はないと思います。

どうするべきか判断がつかず迷走しています。

悩むのであれば、貸さないか、返ってこないことも覚悟されて貸すべきかと思います。