フリーランス 競合他社との取引は利益相反行為になりますか?

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以前よりA社と取引をしており、その後B社(同業)と取引を開始したところ
A社より、B社との取引が「競合他社との取引」「利益相反行為」にあたると指摘されました。

これは実際に「利益相反行為」にあたるのでしょうか?
賠償請求が来た場合、応じるしかないのでしょうか?

A社との業務委託契約書などで,そういう取り決めをしていない限り,原則として,自由です。

誰がどこでどういう契約をするかは基本的に自由だからです。ただし,悪意をもって損害を与えに行くようなものは当然違法ですが(A社の情報をB社に漏らすなど),競合他社と取引をしただけでは,契約に定めがない限り,基本的には問題ありません。

周藤様
回答頂きありがとうございます。

>A社との業務委託契約書などで,そういう取り決めをしていない限り,原則として,自由です。
書面はおろか、口頭でもそうした言及はありませんでしたので、そうした行為は法律上問題はないということですね。ありがとうございます。

>悪意をもって損害を与えに行くようなものは当然違法ですが(A社の情報をB社に漏らすなど)
A社から「情報漏洩があったのでは?」という疑いをかけられています。
具体的な事例を言われた訳でもなく、もちろんそうした事実はありません。
「情報漏洩した事実がない」ということを証明する為にはどのような方法がありますでしょうか?重ねて質問申し訳ございません。よろしければご教示頂けますと幸いです。

情報の持ち出しや漏洩などしていなければ,問題はないでしょう。

その懸念をケアしなければならないのはA社であり,こちらではありません。
それが心配であるならば,契約により,そういったことを禁止すべきであったのにしなかった以上は,その不利益はA社が被ることになります。

したがって,情報漏洩等があり,漏洩行為にが違法であり,それによってA社に損害が発生し,その損害額がいくらであるなどをA社が証明しなければならず,漏洩行為がなかったことをこちらが証明する必要はありません。
法律的には「漏洩した証拠を具体的に示してください」と言って対応すれば足り,こちらで漏洩していないことを証明する必要はありません。

周藤様
迅速に回答頂きありがとうございます!
今回の一件で無知の弱さを痛感しております…。
丁寧なご回答誠にありがとうございました!