ハウスメーカーの対応の正当性
10年前に築7年の中古住宅を購入しました。そして、今年売却する事になり、インスペクションを受けました。すると、1000分9の傾きがあると言われ、ハウスメーカーに問い合わせをし、どうして、こんな事になっているのか、何か打つ手は無いのか質問しました。メーカーは、建築から、17年間傾きについて何の問い合わせもなく、普通に住めていたのだから、弊社には、責任もなくやるべき事もないと回答してきました。そして、販売するに当たり値引きが発生するのは、販売業者と売主が、勝手にインスペクションをしたからで、実質問題なく住めているし、地盤もこの年数で固まっているのだから、これ以上傾かないだろうし、本来あるはずの価格で、何も無かった時に戻して売ればいいじゃないか。と提案してきました。こちらからすれば、時は戻せないですし、知ってしまった事実を隠す訳にもいかず、傾きによる値崩れは起こるものだと思っていますし、支持層に杭を打ったとしても、地盤ごと動いたのなら、この地域一帯全ての家が傾くであろうに、それがないのであれば、杭をうった支持層に問題があったのではないか?と思うのですが、我々の意見を一蹴した挙句、ここから何かするのは有料です。と言い切るハウスメーカーは、どうなんだ?と思うのですが…この場合、ハウスメーカーの言い分は、正当なのでしょうか?
地盤改良に問題があるとしても、ハウスメーカー側の責任は、全くないのでしょうか?
売主の瑕疵担保責任は,中古住宅購入時の売買契約上,既に追及できないのではないでしょうか。
契約書を確認する必要があろうかと思います。