ブログの投稿内容を法的な手段で差し止めすることはできるのか?
初めて相談させていただきます。
私の執筆しているブログで、特定の業種の会社様をまとめて「◯◯している会社10選」と言った形で簡単な会社紹介の記事を投稿をしました。
会社紹介は沿革や従業員数などによって簡単な分類をしています(例えば、銀行を都市銀行と地銀で分けるようなイメージです)。
しかしこのブログを公開したところ、紹介した会社に含まれるA社のB氏より「ここに書いてある内容、特に分類の方法について不正確だ」「ブログを公開し続けるのであれば法的な手段も検討する」等というクレームをいただきました(A社は社員数人の小規模な会社でB氏はその会社の経営層です。)。
指摘された分類の方法については、多少不正確な部分はあるかもしれませんが、分類方法の基準を明示し、ここに書いてある内容を鵜呑みにしないように注意書きもしています。
また、執筆者である自分としては就活などをされている学生さんが数ある会社の中から自分にあった会社を選んでもらいたいという思いで個人的に公開した記事です。ビジネス目的で公開した記事ではありません。
以上を踏まえ、A社またはB氏が私の投稿したブログや記事に口出しをする権限などないと思っており、したがって法的な手段をとることはできないと考えていますが、このような認識で良いでしょうか?逆に内容が気に食わないからと言って公開の差し止めなどができるとしたらどのような根拠のもと、そう言った主張ができるのでしょうか?
B氏からのクレームやTwitterなど公開の場での名指しの批判がずっと続いており、非常に困っております。
ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いします。
前提として、具体的な記事内容等が不明なので確定的なご案内はできず、一般論であることをご承知おきください。
ブログ記事について、それが企業の信用を害したり業務を妨害するようなものと判断されれば、信用毀損罪や業務妨害罪などで刑事罰を科される可能性があります。
民事的には、裁判手続等を経ての削除請求や、投稿者に対する損害賠償請求も考えられます。
逆に、相手方のツイートなどがこちらに対する名誉毀損などに当たるのであれば、こちらからの上記の刑事・民事上の請求等が認められる可能性もあります。
早速ありがとうございます!
>ブログ記事について、それが企業の信用を害したり業務を妨害するようなものと判断されれば、信用毀損罪や業務妨害罪などで刑事罰を科される可能性があります。
>民事的には、裁判手続等を経ての削除請求や、投稿者に対する損害賠償請求も考えられます。
こちらについては個別で弁護士の先生に相談させていただき、信用毀損罪や業務妨害罪等に問われるリスクがあるか否か判断したいと思います。
丁寧なご回答ありがとうございました。