大学病院口腔外科で抜歯トラブル
一般歯科の紹介で大学病院の口腔外科で右上5番の埋伏歯抜歯(難抜歯)をしました。
診察をした担当医が抜き始め15分程で抜けたと言うも、縫合しレントゲンを撮すと抜けておらず再度抜歯へ。
中々抜けず途中で術者が交代しました。
交代した医師が抜歯中に行きなり大量の鼻血が出始め、抜歯は中断になり口腔外科の医師が何人か集まって来て止血してくれましが、止まりきらずに耳鼻科に運ばれ耳鼻科の医師に鼻にパンパンにガーゼを詰められ止血されました。
30分で全血液の20%が流れ出て、ヘモグロビンの数値も15から10に下がった大出血でした。
そのまま4日間の入院となり、鼻からガーゼがとれるまでの15日間は絶対安静、治療が終わったのは29日後で、その間仕事もほぼ出来ませんでした。
歯は一部しか抜けていません。
鼻血の原因については、歯の根の横の血管が切れたとしか聞いてませんでしたが、後日、傷口から水が入り鼻から出て来たので、何か変だと思い紹介元の歯科へ診察へ行くと、大学病院から手紙が来てたようで色々判明しました。
上顎洞まで穴が開いて口腔内と交通してしまい、水漏れ、鼻血の原因もそれだと聞かされました。
次の大学病院の診察の時に担当医に説明を求めると、この手の抜歯ではたまにある事で鼻血の量については想定外でしたが、ミスでも何でもありませんとの事。
途中で交代し、原因を作った医師はそこの教授だったらしく、呼んでもらい説明を受けましたが、担当医の説明通りでミスでも何でもない、後はお好きにどうぞと言い行ってしまいました。
これで、医師のミスを追及するのは難しいと思いますが、担当医の説明にも矛盾があり、さらに説明を求めました。
まず、最初に撮したレントゲンで上顎洞との交通の可能性は大体分かるはずで、可能性がある場合はCTで精密検査をしなければいけないはずなのに行われてない、何故なのか。
術前のリスクの説明で、親知らずの抜歯なんかでは最重要説明事項の一つであるはずの上顎洞へ交通、それに伴う閉鎖術が行われる可能性について一切説明がなく、何故なのか。
歯が抜けない可能性、鼻血のリスク、入院のリスク、すべて実際に起こった事ですが、何も説明が無かったのは何故なのか。
言葉を濁すだけで明確な説明はなく、到底納得出来ませんでした。
損害賠償、慰謝料の請求は可能な案件だと思われるでしょうか、宜しくお願い致します。
検査をすべき義務があったのに怠った過失があるかどうか。
手技に過失があったのかどうか。
説明義務違反があったのかどうか。
損害の範囲と額。
上記の点について主張と根拠を明示することになるでしょう。
歯科過誤について専門知識を持ってる弁護士がいると思います。