アメリカ式解雇を避けるにはどうしたらいいか
私の勤めている会社では、会社が気に入らない社員がいると、次の様にして不意打ちで辞めさせます。
・朝、出社すると、会議室に呼ばれて、いってみると会社の重役が勢ぞろいしており会社を辞めさせる説明が始まります。
・すぐに入社カードを奪われて、会社の会議室以外の場所に行くときは監視がつきます。
(昼休憩に会社の外に出ることは認められていたと思う)
・会社を辞めさせる罪状が色々述べられて(ほとんどは、労働法上は解雇の理由にならないもの)自己都合退職か、解雇を選ぶように言われ、自己都合退職を強く勧められます。
・夕方の終業近くになっても、自己都合退職を選ばない場合には、解雇になります。
・終業時刻になると、監視付で、自分の席の荷物を持って帰宅されることが許されます。持ち帰れなかった荷物は、段ボールに詰めて自宅に送られます。
・出口から追い出されて、もう二度と会社には来られなくなります。
どうも私も辞めさせるつもりのようです。会社のやり口にのせられるのは嫌なので(1)~(3)の様にしたいです。
(1)会社側の説明を聞くだけは聞く
(2)「本日は回答できない」と言って、終業時刻をまたないで、そのまま退社
(3)その日か、その翌日に、弁護士の助言をもらって会社に抗議
問題は、(2)をすると、裁判になった時に、不利になる可能性があると思います。裁判に悪い影響を与えないように、堂々と(2)を行うにはどうしたらいいでしょうか。
そもそも、こんなやり方で辞めさせるのは法律上問題にならないのでしょうか。
会社側は、こういう辞めさせ方を、アメリカ流のかっこいいやり方だと思っているらしいです。
解雇事由がないのであれば解雇は無効です。
解雇理由証明書の交付を請求した上で,弁護士にご相談されることをお勧めいたします。