研修生として登録している芸能事務所に退所したいと言ったら裁判起こすと言われました。
私は成人済みの女性です。
今年の4月頃からとある芸能事務所に研修生というかたちで仕事をキャスティングしてもらいライブや撮影会の仕事をしてきましたが今その事務所と退所の件でトラブルになっています。小さな事務所で所属しているタレントは数人です。
最初の面談の際私は「今所属している撮影会は辞めないで事務所の仕事もできるのか?本業をしながら事務所の仕事はできるのか?」ということなどを質問しその際事務所は同意していましたし退所の条件は説明されませんでした。
研修生と言っても口契約で書類にサインなどは一切しておらず事務所に私の生年月日や体重などは教えましたが本名や住所などはお伝えしていません。小さな事務所で面談後事務の人からメールで「まずお互い様子を見るために研修期間というかたちで仕事を進めてみてゆくゆくお互い問題がなければ所属という話はどうか?という話を聞きました」と言われましたがその後本契約などもしていません。
仕事を続けていてとある日突然私が最初に入っていた撮影会を辞めるよう強く説得され辞めさせられて私は自分がこういうことがしたいと社長に言っても「社長に意見するなんて100年早い」とメールで言われ全く私の話を聞き入れないし私のプロモーションは一切してくれないくせに集客できないと「集客0ならこのままでは逆にマネージメント料金を頂かないといけないですよ?」などと脅してきたりしました。
最初の面談の時とお話が違いますしストレスを感じたのでまずメールで退所させて頂きたいと何度かメールや電話をしこの前も直接社長とお話し合いをした際は私は納得したような感じで返事をしてしまったのですがやはり事務所に居たくないという気持ちが強かったので面談後辞めることをメールしたら「事務所側は何も認めていません。トラブル退所であなたは社会性が欠如しているもうこれ以上話をしても意味がありません退所を関係者にお知らせします。」と一度返事がきましたが「退所についてはこちらからSNSでお知らせします。」と返事をすると「退所は認めない。話し合いも持たないし近々訴えで裁判するからこれ以上メールでの話は終了です。」と言われました。前に辞めることを電話した時は録音しておきましたが面談した時は録音していません。
ギャラも説明もなく2割で社長の口の悪さに今まで精神的に負担を感じライブの衣装について胸が大きいのだからもっと露出したほうが良いとのセクハラ発言もありました。
事務所は事務所のやり方に合わせてくれないタレントは嫌みたいです。他にも言っていることがコロコロ変わったりしています。
事務所を通した仕事は今月までで法律的に来月からは自由に活動しても私は問題ないでしょうか?
タレントと芸能事務所との間の契約の形態・内容にはさまざまなものがありますが,よくあるトラブルは,「事務所を通さない仕事を受けてはならない」とか「事務所を辞めた後,一定期間は他の事務所に移籍してはならない」という契約が締結されており,しかも,違約金で縛られているような場合に生じます。
契約の締結には必ずしも書面(契約書)が作成されていることを要しませんが,当事者間で合意されていることが必要です。
ご質問内容を前提とすると,事務所との間で上記のような契約が締結されているとは言えないでしょうから(そもそも「入所」したと言えるかどうかも疑問です。),
あなたが「退所」したり,事務所を通さない仕事を受けることに対する制約はなく,裁判を起こされたとしても何の請求も認められないことになると思われます。
もっとも,同業他社に悪評を流されたり,ウェブ上でネガティブな書き込みをされるような可能性が無いわけではありません(名誉棄損とか営業妨害に該当する場合もあります。)。
また,勝てる・勝てないは別としても,裁判を起こすこと自体は可能です(コストがかかるので普通はやりません。)。
心配であれば,代理人弁護士を通じて退所の意向を明確に伝え,違法な行為がなされないよう,牽制しておくことも有効かもしれません。
ご質問を頂まして、ありがとうございます。
社長の心無い言動に大変心を痛められたことと拝察致します。
心中お察し申し上げます。
正式な契約書を取り交わしていなかったとしても、SNSやラインやメール等でのやりとりや場合によっては、口頭であってもマネジメント契約が成立しうる可能性があります。
そうだとすると、一方的に仕事を打ち切り、自由に活動をしても良いかどうかについては、慎重に検討する必要があります。
この掲示板は、公開されてしまっており、業界関係者が閲覧している可能性があり、相談内容によっては特定されてしまう可能性もあります。
したがいまして、弁護士に直接ご相談を頂いた方が良い案件です。
ご検討のほど、よろしくお願い致します。
どういう契約かはわかりませんが
契約書もなく
辞める(契約の解除)は可能だと思います。
また、禁止する契約書がないので
辞めて後に同業での活動も可能だと思います。
弁護士に面談で相談したらよいと思います。