ラブホテルにおける水漏れ事故の賠償責任を認めない客について。

私はラブホテルを経営しています。先日、あるお客様(Aとします)が客室で浴室の水漏れ事故を起こしました。大変な量の水漏れで、当該客室のみならず、階下の客室まで水浸しで損害額は200万円弱となりました。階下のお客様の連絡で発覚しました。

Aの言い分は「2時間お湯を出しっぱなしにしていたら、お湯が溢れてきた。」というものでした。すぐに警察を呼び、同じ状況下で警察官立会いの下で再現実験をしました。
結果は「お湯は溢れてこなかった」のですが、「一定の水量を吐水すると止まる、定量弁が故障していた」「洗い場の排水の流れは確かによくなかった」という、こちらの瑕疵もみつかりました。

とはいえ、お湯が客室に漏れ出すような結果とはならなかったのは事実で、私どもの経験から「お湯を満杯にして、浴室ドアを開けっぱなしにして、二人で勢いよく浴槽に入る」ことをしないとできない量の水漏れでした。

ゆえに私はA宛に損害賠償の請求書を出しました。聞かされていた住所は虚偽で、職場に送りなおしました。数日後、弁護士から書状が届き「定量弁及び排水溝の不備があり、当方に支払い義務はない」とのことでした。

このような場合、私がAを民事で訴えると勝てますでしょうか。ご教授お願いいたします。長文かつ乱文でありましたことをご容赦くださいませ。

定量弁や排水溝の不備が、今回の水漏れ事故に関係していないということを立証できれば、
請求できる可能性は十分にあると思います。
証拠を保全していらっしゃいますでしょうか。それ次第で、法的手続きに踏み切るかどうか
の判断は変わってくると思います。