[結婚式/キャンセル料/コロナ] 契約書と異なる方法で算出されたキャンセル料を請求された

2020年6月ごろに、結婚式を予定しております。

申し込みは昨年9月ごろに行い、人数・オプションについてすべて「仮置き」と伝えた上で、60名で300万円程度の見積もりを提示されました。
(最終確定は5月第2週で、それまでは人数・オプションは費用なしで何度でも変更可能と言われました)

その後、コロナの影響を受けて、親族のみでの式に変更する運びとなり、現在、手元には15名で100万円程度の見積もりがあります。

ところがその後、両家の親族から、コロナの状況を鑑みて縮小ではなく中止してほしいとの要望がありました。

その旨を式場に提案したら、「キャンセルする場合は"最初の"見積もり(300万円)の40%を請求する」と言われました。

改めて約款を確認したところ「"最新の"見積もりの40%」と記載されておりました。

(申し込みの時点でも、打ち合わせを通じて見積額は常時更新されうるとの説明を受けました。)

質問としましては、

[約款通り、キャンセル費用は最新の見積もり(100万円)の40%になるのではないか]

という点です。

[補足情報]
・最新の見積もりはメールでpdfとして送付されてきた(担当者の氏名は記載あり、書面の書き出しに「お見積書」の記載もあり、メール本文に「見積書を送付する」旨の記載あり)。

・実際に、100万円の見積もり内容にて挙式を行うことは可能とのこと(キャンセルするより安くなると言われた)。

・式場は、「見積もりとしては、あくまで書面で捺印付きのものが有効であり、申込時に発行した以外の見積書はpdfである上に捺印はしていないため参考に過ぎない」と主張している。

・確かに約款には注釈で「捺印付きのものを指す」との記載がある。

・一方で、申し込み時には「見積もりは常に更新され、最新のものを正とする」と説明があり、捺印が押されない見積もりが発行される可能性については言及されなかった(増額になる場合のみ捺印し、減額になる場合は捺印しない、ということが可能になるが、許されるのか)。

・式場側が正だと主張する見積書には有効期限を「2019/10/2」とすると記載がある。(約款には、見積書の有効期限に関する言及はない)

コロナの影響とはいえ、プランナーの方は動いてくれていたし、現状6月は営業不可能ではないので、一定のキャンセル料は仕方ないとは思っていましたが、あまりに式場にとって都合の良い解釈のみがされているように感じています。

よろしくお願いいたします。

あなたの、疑問は正当な疑問であり、正当な考えだと思います。
更新後の見積もりは捺印の有無にかかわらず、有効で、それが
基準になると思いますね。

具体的な相手方との交渉経緯、約款、旧見積書、最新見積書との関係が
問題になりますが
一般論としては、捺印のない見積書が有効でなく、参考にすぎないという主張は
根拠の薄い主張のように思えます。

内藤 先生、萩生田 先生

ご回答ありがとうございます。

一度、式場側に、今回のケースでは法律的観点からも「捺印がなくても最新の見積書で算出されるべき」という可能性が高いことを伝え、交渉してみようと思います。

万が一、折り合いがつかず係争となった場合は、改めて、正式にご依頼させていただくかもしれません。

ご回答いただきましたこと、重ねてお礼申し上げます。