借金・債務整理の事例紹介 | 米山 健太弁護士 愛知さくら法律事務所

取扱事例1

• 借金返済の相談・交渉

ギャンブルが原因で破産に至った件で、破産費用を実現しつつ免責決定を得た事例。

依頼者：40代（男性）

【相談前】
相談者様は長年会社を経営していましたが、経営不振により精神的に追い詰められ、現実逃避をしたい一心から金融機関からの借入金をギャンブルに充ててしまいました。
また、会社は賃貸していた事務所を第三者に転貸しており、この不動産の明渡しを実現できるか否かで、裁判所に納める破産費用も大幅にかわることが予想されました。

【相談後】
まず、早期に債権者に受任通知を送付し、連日続いていた督促を止めることにしました。
会社と個人の資金が混同している点があったため、帳簿や通帳を参考に財産関係を整理しました。
事務所については賃貸人・第三者とそれぞれ交渉し、極力金銭的な負担が生じない形で任意の明渡しを実現することができたため、裁判所に納める破産費用を節約することができました。

【先生のコメント】
破産手続の場合、同時廃止事件・小額予納管財事件・通常管財事件など複数の種類があり、どの手続を利用できるかによって裁判所に納める費用の金額が大幅に変わります。
早期に見通しを立て、それぞれの事案に応じて最適の方法をご提案します。