債権回収の事例紹介 | 五十嵐 康之弁護士 法律事務所 穂

取扱事例1

• 法人・ビジネス

月々の支払いを数年間行わなかった取引先が、弁護士が請求したところ、すぐに全額の支払いに応じた事例

【相談前】
月々の支払いが発生する契約だったが、サービスを提供しても、相手方の会社は数年間ほとんど支払いがなく、滞納金額は３００万円に近づいていました。
担当者が請求をしても支払うそぶりすらみせない状態でした。


【相談後】
ご依頼を受け、直ぐに内容証明郵便で、①１週間以内に支払いをすること、②支払いがない場合は裁判を提起することを告げると、直ぐに相手方から「直ぐに支払うが、分割にしてほしい」との電話があった。
ご依頼者様と相談し、①頭金として滞納額の半分を支払うこと、②残りは十数回の分割とするが、一度でも支払いを怠った場合は全額支払うこと、③代表者を連帯保証人とすることを提案しました。
相手方が承諾したので、直ぐに債務承認・弁済契約書を作成し、双方で署名押印しました。
相手方は滞りなく支払い、数か月後には残額を一括で支払ってきたため、半年もかからず完済されました。


【先生のコメント】
担当者が請求していた時は、残念ながら相手方の返済の優先順位が極めて低かったと思われます。
弁護士が入ったことにより、優先順位が最上位になり、直ぐに解決することができました。