おおかわ ゆうや
大川 雄矢弁護士
川崎パシフィック法律事務所
川崎駅
神奈川県川崎市川崎区駅前本町11-1 パシフィックマークス川崎ビル6階
慰謝料を800万円まで引き上げた実績も。依頼者との何気ない会話から問題解決のヒントを探る
川崎パシフィック法律事務所の大川 雄矢(おおかわ ゆうや)弁護士。
尊敬する弁護士との出逢いをきっかけに被害者救済へ目を向けるようになり、依頼者との信頼関係を第一に考えながら業務にあたっています。
これまでに300件を超える問題を解決へと導き、交通事故の慰謝料では800万まで増額させた実績があります。
そんな大川先生に、弁護士としての実績や、弁護士を志したきっかけ、悩みをもつ人に伝えたいメッセージなどを伺いました。
尊敬する弁護士との出逢いをきっかけに被害者救済へ目を向けるようになり、依頼者との信頼関係を第一に考えながら業務にあたっています。
これまでに300件を超える問題を解決へと導き、交通事故の慰謝料では800万まで増額させた実績があります。
そんな大川先生に、弁護士としての実績や、弁護士を志したきっかけ、悩みをもつ人に伝えたいメッセージなどを伺いました。
01 弁護士としての実績
慰謝料を800万円まで増額。依頼者との「何気ない会話」を大切に
――大川先生はこれまでどんな案件に対応してきましたか?
分野としては、遺産相続や交通事故、債務整理、離婚問題、刑事事件など、幅広く対応してきました。
これまでの受任件数としては300件を超えると思います。
――過去の対応実績で印象に残っているものはありますか?
とある交通事故の案件で、被害者の方から相手側の保険会社との交渉を依頼されました。
もともと依頼者が自覚していた事故による症状はムチウチだけで軽傷だったので、請求できる慰謝料は数十万円程度と想定されていました。
しかし、依頼者と何気ない会話をしていたときとある症状をおっしゃったのです。
そこで別の科を受診いただいたところ、事故の後遺障害であることがわかりました。
この後遺障害について、事故との因果関係も含めて保険会社に説明し、交渉した結果、800万円を超える慰謝料を勝ち取ることができました。
――依頼者にとっては何気ないことでも実は法律で重要ということもあるのですね。
そうですね。
一般の方は法律の専門家ではないので、仕方がないことです。
依頼者が法律論で重要だと認識していないことは、こちらから質問をしてもなかなか話を引き出せません。
そのため、依頼者との関係構築をとても大切にしています。
事件に関係のないことでも話してもらえる関係ができると、依頼者さまの遠慮のない本音や、事件の真相を知ることができるのです。
――依頼者との良好な関係構築が功を奏した事例について、他にも教えていただけますか?
債務整理の案件で、ご夫婦それぞれが債務を抱えており、お二人で相談に来られたケースがありました。
負債額や収入など伺ったところ、通常であれば二人とも自己破産をしなければならない状況だったのです。
しかし、ご夫婦との信頼関係を築いたうえで本音を伺うと、夫には自己破産を避けるべき事情が複数ありました。
その思いを尊重し、負債を夫婦の問題として総合的に捉えて整理した結果、妻は自己破産、夫は任意整理で収め、お二人の思いを叶えることができました。
今ではご夫婦で再出発し、力強く人生を歩んでいるようです。
02 弁護士を志したきっかけ
弁護団事件で法廷に立つ弁護士との出会いが転機に
――大川先生が弁護士を志したきっかけについて教えていただけますか?
高校生の頃から、将来は専門分野で自分の力を発揮し、人の役に立つ仕事がしたいと思っていて、弁護士や司法書士、税理士といった士業に憧れていました。
ターニングポイントになったのは大学の法学部に入ってからのことです。
当時、法律学を学ぶ一環として、ある弁護団事件の裁判傍聴に行ったり、勉強会に参加したりしていました。
勉強会で弁護士先生の話を聞くとき、民事訴訟に関する法律の話をしてくださると思っていましたが、実際は9割が当該分野の専門的な知見についての説明だったのです。
しかし、その先生はもともとその分野の専門家ではないとのこと。
事件に関わることで知識を身に付けた、というお話を聞いて本当に驚きました。
それまで「弁護士は六法全書だけを覚えれば仕事ができる」そんなふうに考えていました。
しかし実際は、事件ごとにあらゆる知識を深く仕入れ、依頼者救済のために最善策を導き出していたのです。
弁護団訴訟の弁護士先生に出会ったことで弁護士への憧れが強くなり、弁護士を志すことを決意しました。
――現在弁護士として仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
見通し通りに物事が進み、最終的に依頼者さまに喜んでもらえたときですね。
弁護士に依頼せずとも自分で告訴をして裁判を起こすことはできますし、当然、私以外の弁護士が関わり、問題を解決することもできます。
しかし、依頼者さまとの関係を丁寧に構築した結果「大川先生にお願いして良かった」と言っていただけると心から嬉しいです。
また、そう言われる弁護士でありたいと思い、依頼者さまと向き合っています。
03 弁護士としての強み
依頼者への振る舞いは自然に、会話はフランクに
――依頼者から相談を受けるときに意識していることはありますか?
まずは緊張や警戒心をなくしてもらいたいと考えています。
弁護士らしく振る舞おうと変に意識したりせず、自然体でフランクなコミュニケーションを心がけています。
――確かに今も、近所のお兄さんと話をしているような、肩肘張らずリラックスした印象です。
相談に来られた方からも「イメージしていた弁護士像と違った」と言っていただくことが多いですね。
一度依頼していただいてからその後も関係が続き、また別件でご相談いただいたり、知り合いを紹介いただいたりということも少なくありません。
また、ご相談を受ける際は法律に関する専門用語を噛み砕いてわかりやすく説明することも大切にしています。
一度の説明で理解しづらいことは、表現を変えて別の切り口から説明することも心がけています。
04 悩みをもつ人に伝えたいメッセージ
信頼関係を築ける弁護士へ相談することを大切にしてください
――話は外れますが、趣味はありますか?
大学生の頃から草野球をやっていました。
今も野球観戦は好きですね。
それにダーツや映画鑑賞、読書やお酒を飲むことなども趣味です。
映画は洋画よりも邦画専門です。
英語がわからないので洋画を観るとしたら字幕か吹き替えですが「コレ正しく翻訳されているのかな?」と考えてしまうんです…。
弁護士の仕事では、依頼人の主張を正確に相手や裁判官に伝えなければいけないので、そういう細かいところが気になってしまう…職業病ですね(笑)
――ありがとうございました。最後に悩みを抱える方に向けてメッセージをお願いします。
トラブルを抱えてしまったとき、弁護士を選ぶ基準は人それぞれ違うと思います。
私がぜひ大切にしていただきたいと思うのは、「自分と信頼関係を築ける弁護士かどうか」という視点です。
弁護士の対応により、トラブル解決の結果が同じだったとしても、精神的な満足度は大きく変わってくるでしょう。
本当に信頼できる弁護士を選ぶために、何人かの先生に相談してみるのも良いと思います。
お困りごとがあった際は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
お話を親身に伺い、問題解決をサポートいたします。