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かわかみ まりな
川上 満里奈弁護士
弁護士法人ALG&Associates 札幌法律事務所
さっぽろ駅
北海道札幌市北区北6条西1丁目4-2 ファーストプラザビル9F
対応体制
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  • 初回面談無料
  • 電話相談可
注意補足

全国出張対応 24時間予約受付 女性スタッフ在籍 当日相談可

インタビュー | 川上 満里奈弁護士 弁護士法人ALG&Associates 札幌法律事務所

全国13拠点、100人超の弁護士が在籍。離婚や相続に強い札幌事務所の所長、不倫の慰謝料請求も

国内外に13の拠点を構え、100人超の弁護士を擁する弁護士法人ALG&Associates。新たに開設された札幌法律事務所の所長に就任したのが、川上 満里奈(かわかみ まりな)弁護士です。とくに離婚や相続を得意としており、抵抗する不倫相手から十分な慰謝料を勝ち取った実績も光ります。プログラミングや手芸を趣味とする職人気質なところは、弁護士業務にも大いに役立っているそうです。北の大地で踏み出した新たな一歩と、依頼者への思いなどをお聞きしました。

01 キャリアの足跡

13拠点、100人超の弁護士。東京と埼玉で経験を積み、札幌事務所の所長に

ーー現在所属しているのは、どんな事務所なんですか?

100人以上の弁護士と200人を超えるスタッフが在籍し、東京の本部に加え、全国各地に計13の事務所を構えています(タイを含む。2025年1月現在)。

東京事務所では「企業法務」「民事・刑事」「医療」と事業部制を敷き、専門性の高いリーガルサービスを提供する一方、各地の支店では地域に密着した弁護活動を行っています。


ーー川上先生は、札幌事務所の所長を務めていらっしゃいますね。

事務所の開設とともに、初代の所長に就任しました。

それまでは、まず東京本部の民事事業部からキャリアをスタートさせました。離婚・男女問題や相続などを重点的に扱い、その後埼玉の事務所に異動。刑事事件や交通事故、企業法務などを含めて幅広い事件を担当しました。多くの分野において経験を積んだうえで、札幌に赴任させていただきました。

そもそも私は、事務所に採用された時、所長養成コースというものに応募していました。早く力をつけ、責任あるポジションで多くの方々のお役に立ちたかったからです。所長就任までの期間は、過去の例と比べても異例の早さでした。仕事の吸収力、成長速度。そこを代表に評価してもらい、「安心して任せられる」と送り出していただきました。

02 得意分野と強み①

複雑な離婚事案を円満解決へ。不倫慰謝料を勝ち取った渾身の書面

ーー札幌事務所ではどんな事件をメインに扱っているんですか?

個人、法人を問わず幅広い分野を扱っています。なかでも強調してお伝えしたいのが、離婚・男女トラブルや相続です。東京の民事事業部に所属していたときから、キャリアを通じて一貫して力を入れてきた分野だからです。

これまで数々のご相談をお受けしてきましたが、とくに印象に残っている離婚事案があります。奥さまの代理人として、旦那さまに対して離婚を要求した事案です。


ーーなぜそれが印象に残っているんですか?

離婚できるか否か、一筋縄ではいかない異例の事態に直面したからです。というのも、旦那さまが途中で体を壊し、意思疎通すらできないような深刻な状態になってしまったんです。

旦那さまの意思がはっきりわからないと、裁判所にもそう簡単に離婚を認めてもらえない恐れがありました。ですから、病室で闘病生活を送る旦那さまと、親族も交えるなどしてコミュニケーションを取りながら、ご本人の意思を丁寧に探っていったんです。

最終的にはこちらが提示した離婚条件に対し、「離婚やむなし」という旦那さまの意思表示をなんとか引き出すことができました。それが裁判官にも認められ、無事に離婚を成立させることができました。依頼者さまは予期せぬ事態に戸惑われたはずですが、最後はホッと一安心されていらっしゃいました。


ーー離婚と一口に言っても、いろんな事情があるんですね。

男女トラブルという点では、不倫の慰謝料請求に関するご相談も多くいただいています。

たとえば以前、奥さまに不倫をされた旦那さまからご依頼いただいたときのことです。そのときは、不倫相手の男性に対して慰謝料を請求しました。ただ、その男性は反省する素振りを一切見せないどころか、私たちの要求に関係ないような点についてまで、「これはおかしい」と反論をしてきたんです。


ーーすぐには受け入れず、抵抗してきたと。どう対応されたんですか?

相手の反論や言い分を一つひとつ徹底的に否定し、覆すような書面をつくりました。20ページくらいに及ぶ長い書面です。

それを突きつけると、相手の態度が急変し、その後はその男性が慰謝料を支払う前提での交渉へ、一気に動き出しました。おそらく、もうこれ以上抗っても逃れられないと観念したんだと思います。相手に反論の余地を与えず、あきらめてもらう。その狙いがぴったり的中したかたちでした。

合意した慰謝料の金額についても依頼者さまには納得いただけましたし、その後万が一ふたりで密会するようなことがあれば、違約金が発生する条件などもつけたうえで最終決着した事件でした。

03 得意分野と強み②

リスク回避のために相続財産調査を。プログラミングや手芸で鍛えた集中力

ーー相続では、どんなことが問題になるケースが多いですか?

そもそも、遺産がどこにどれほどあるのか。さっぱり見当がつかないと困ってご相談にいらっしゃる方が多いですね。

相続財産をしっかり調査しないと、あとで思わぬ負担を背負うことになりかねません。遺産分割協議後に新たな財産が発覚して再協議が必要になったり、のちに判明した不動産の負債を支払う羽目になったりする危険があります。

弊所では、遺産調査から、その全容を解明した後の分割協議や調停、さらには遺言書や相続放棄などまで一貫してサポートさせていただいています。


ーーどこにどんな財産があるのか。調査はときに難航しそうが気もしますが。

預貯金や不動産、株式、あるいは住宅ローンや消費者金融からの借入金。ここではすべて挙げ切れないほど、対象となりうる相続財産はたくさんあります。それを隅々まで調べ上げるには、根気や執念も必要かもしれません。

ただ、私はその点にも得意意識があります。たとえば、膨大な資料や文献を時間をかけて読み込み、決定的な証拠や手がかりを探し出す。相続調査に限らず、そうした粘り強さや集中力はさまざまな場面で求められます。


ーーそこに自信を持っていらっしゃると。

これまでのキャリアで培ってきたのはもちろん、もともと何かに集中して打ち込む職人気質なところがあるんですよね。

振り返れば、幼少期からパソコンを触るのが好きで、中学・高校では物理部のパソコン班に所属してプログラミングに熱中したことも。将来はエンジニアになろうかと真剣に考えた時期もあったんです。

趣味のひとつである手芸もそうです。結婚式を挙げたときには、お色直し用のドレスを自分で作りました。そんな私の愛車ならぬ、愛機は「ジューキ SL-300EX」と言っても、きっと見当がつきませんよね。これは愛用しているミシンの名称なんです。

04 依頼者への思い

意図を汲み取り、見通しを明確に。固い絆で結ばれる「最強のふたり」

ーー依頼者との相談時などに心がけていることを教えてください。

お客様が不安になりやすい点について、しっかりご説明するように心がけています。この先どう事態が進み、どんな結果になりそうか。私にご依頼いただいたら、どんな進め方をするのか。初回相談の際に、今後の見通しなどをできる限り明確にお伝えするようにしています。

先が見えず、不安に苛まれている依頼者さまに少しでも安心していただきたいからです。その際はなるべく難しい法律用語を用いず、わかりやすい言葉を使うことも心がけています。何よりも大事なのは、依頼者さまにご納得いただいたうえで事件を終えること。そのためには、とにかく説明責任を尽くすことが重要です。

また、とくに離婚、相続などの家庭内やプライベートの問題は、精神的に深く傷ついておられる方がたくさんいらっしゃいます。苦痛を少しでも癒せるように親身に温かく寄り添い、一人ひとりの思いや意図を汲み取ることもずっと大切にしてきました。


ーー対話やコミュニケーションを重視されているんですね。

突然ですが、『最強のふたり』という映画をご存知でしょうか。事故で体が不自由になった富豪と、それを介護するスラム街出身の黒人青年の交流を描いたフランス映画です。ふたりは垣根を越えて友情を育み、固い絆で結ばれていきます。私もそんな風に、依頼者さまと強固な信頼関係を築いていきたいですね。

「なんでもやってみよう」「なんとかするぞ」。私の持ち味や強みのひとつは、そういったポジティブ思考やチャレンジ精神だと自負しています。落ち込む依頼者さまをどんなときも力強く支え、明るい未来へ導けるように、これからも一つひとつの事件に心を込めて向き合っていく覚悟です。
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