借金・債務整理の事例紹介 | 安藤 秀樹弁護士 安藤法律事務所

取扱事例1

• 任意整理

離婚を原因とする任意整理について

依頼者：40代男性

【相談前】
妻と離婚したことにより、収入が減少した上に養育費の支払いもあるため、借金の支払いが難しくなってしまいました。
毎月の支払金額が苦しく、生活もままならない状態となってしまいました。
破産はしたくなかったのですが、弁護士さんに相談してみました。

【相談後】
収入から返済できる金額を計算してもらい、それぞれの金融会社ごとに返済の金額を割り振っていただきました。
それをもとにそれぞれの会社との間で和解をまとめていただき、破産せずに返済することが出来ました。

【コメント】
収入の減少などのアクシデントは,誰にでも起こりうるところです。
早めの段階で弁護士に相談されたのが良かったところです。

取扱事例2

• 自己破産

生活費のための自己破産について

依頼者：50代女性

【相談前】
子どもが三人いるシングルマザーですが、収入がなかなか安定せずにクレジットカードの支払いが滞ることが多くなってしまいました。
収入が月に10から15万円なのに対して、借金の総額は150万円程度となっていました。
長女が高校を卒業し、独立することを機会に,現在の状況がどのような状態なのか客観的に教えていただくためにご相談しました。

【相談後】
長女が独立したために、借金の返済が無ければ何とか暮らしていけることが分かりました。
任意整理も考えましたが、収入が安定しないこともあって、やむを得ず破産を選択することにしました。
どれも生活費のための借金だったため、裁判所の手続きもスムーズに進んで、すぐに終了しました。

【コメント】
収入面が不安定な場合には、破産を選択せざるを得ない場合もあります。
今後の生活が重要ですので、手続後に生活できるかどうかといったことからも、手続方法の選択をしていきたいと考えています。

取扱事例3

• 法人破産

会社の破産処理について

依頼者： 60代男性

【相談前】
今まで長年の間、自分の会社(有限会社)を経営していましたが、水道代や固定資産税、法人税、ローンなどの支払いが厳しいことに加え、仕入れ値が値上がりしているにもかかわらず、売り上げの減少が続いていました。
何とか私の年金や貯金を回すことによって維持していましたが、私の体調の悪化もあり会社を閉めざるを得ないと思い、相談させていただきました。

【相談後】
債務超過状態の会社だったため、簡単には清算できず、裁判所で破産し会社を閉じることにしました。
途中から付けていなかった帳簿を整理するなどの作業をお手伝いいただき、裁判所に書類を提出していただきました。
管財人の方との引き継ぎもスムーズに進み、無事に会社を閉じることが出来ました。

【コメント】
小規模な会社の経営環境は年々厳しくなっていると実感しております。
会社の存続についても早めの判断、対策が重要になります。
お困りの際にはいつでもご相談いただければ幸いです。