なかやま やすあき
中山 泰章弁護士
日本橋法律特許事務所
日本橋駅
東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル
インタビュー | 中山 泰章弁護士 日本橋法律特許事務所
「弁護士人生を賭けて,企業のために働く」。人事労務や知的財産に強い顧問弁護士の覚悟と原点
20年以上にわたって,企業法務畑を歩いてきた日本橋法律特許事務所の中山 泰章(なかやま やすあき)弁護士。
弁理士にも登録して知的財産問題にも精通するほか,ハラスメントや問題社員対応をはじめとする人事労務分野でも幅広く活躍しています。
特に,最近,注視しているのが,カスタマーハラスメントです。
社員を守るため,企業はどんな対策を講じるべきなのか。
上場企業から中堅中小企業まで50社を超える顧問先を抱える弁護士として,クライアント企業やその経営者を支える覚悟と原点をお聞きしました。
弁理士にも登録して知的財産問題にも精通するほか,ハラスメントや問題社員対応をはじめとする人事労務分野でも幅広く活躍しています。
特に,最近,注視しているのが,カスタマーハラスメントです。
社員を守るため,企業はどんな対策を講じるべきなのか。
上場企業から中堅中小企業まで50社を超える顧問先を抱える弁護士として,クライアント企業やその経営者を支える覚悟と原点をお聞きしました。
01 弁護士を志した理由
運命を変えた書籍『会社蘇生』。企業法務畑を歩き,顧問先は50社超
--以前は民間企業にお勤めだったようです。なぜ弁護士に転身されたのですか?
大学卒業後,新卒で大手の生命保険会社に内勤の総合職として入社し,支社や本部で保険販売の後方支援に従事していました。
転機は,経済小説の大家として有名な高杉 良さんの『会社蘇生』という小説と巡り合ったことでした。これは,故・三宅 省三弁護士が老舗の商社の再建に尽力した,会社更生事件をモデルとする小説です。
ある日,通勤途中でたまたま買い求めたのですが,一気に読んでしまいました。
それまで,弁護士と言うと,刑事弁護,離婚や相続といった家事事件が頭に浮かぶ程度でしたので,弁護士の業務には,倒産手続きという分野もあるのかとその魅力を初めて知りました。
社会人になって4年目。
大学時代の法学部の先輩や友人たちが司法試験に合格したことを知り,私は意を決して,弁護士を目指すことにしました。
とはいえ,私は,法学部の出身ではなかったので,週末に司法試験予備校に通いましたが,平日は,早朝から深夜まで会社で働き,土日も出勤することも珍しくありませんでした。会社と受験勉強の両立は難しく,1996年3月には,会社を辞めて司法試験に専念することにしました。当時は,まだまだ合格率の低い旧司法試験の時代。
無謀な挑戦だと家族や友人には反対されましたが,不思議と合格できるような自信があり,決意が揺らぐことはありませんでした。
--そして見事,司法試験に合格されました。
2001年10月に弁護士をしてから24年目になります(2025年1月現在)。
都内の法律事務所で経験を積み,証券会社のM&Aアドバイザリー部などでも研鑽し,2018年に,現在の事務所を開設しました。
会社での経験を活かせることから,弁護士登録をしてからは一貫して,企業法務を中心に執務をしてきました。現在も,人事労務,知的財産,会社法,事業承継・M&Aを中心とした企業法務が事務所の柱です。
顧問先は約50社で,上場企業から中堅中小企業,ベンチャー,スタートアップまでさまざまな業種のクライアント企業を手厚くサポートさせていただいています。
大学卒業後,新卒で大手の生命保険会社に内勤の総合職として入社し,支社や本部で保険販売の後方支援に従事していました。
転機は,経済小説の大家として有名な高杉 良さんの『会社蘇生』という小説と巡り合ったことでした。これは,故・三宅 省三弁護士が老舗の商社の再建に尽力した,会社更生事件をモデルとする小説です。
ある日,通勤途中でたまたま買い求めたのですが,一気に読んでしまいました。
それまで,弁護士と言うと,刑事弁護,離婚や相続といった家事事件が頭に浮かぶ程度でしたので,弁護士の業務には,倒産手続きという分野もあるのかとその魅力を初めて知りました。
社会人になって4年目。
大学時代の法学部の先輩や友人たちが司法試験に合格したことを知り,私は意を決して,弁護士を目指すことにしました。
とはいえ,私は,法学部の出身ではなかったので,週末に司法試験予備校に通いましたが,平日は,早朝から深夜まで会社で働き,土日も出勤することも珍しくありませんでした。会社と受験勉強の両立は難しく,1996年3月には,会社を辞めて司法試験に専念することにしました。当時は,まだまだ合格率の低い旧司法試験の時代。
無謀な挑戦だと家族や友人には反対されましたが,不思議と合格できるような自信があり,決意が揺らぐことはありませんでした。
--そして見事,司法試験に合格されました。
2001年10月に弁護士をしてから24年目になります(2025年1月現在)。
都内の法律事務所で経験を積み,証券会社のM&Aアドバイザリー部などでも研鑽し,2018年に,現在の事務所を開設しました。
会社での経験を活かせることから,弁護士登録をしてからは一貫して,企業法務を中心に執務をしてきました。現在も,人事労務,知的財産,会社法,事業承継・M&Aを中心とした企業法務が事務所の柱です。
顧問先は約50社で,上場企業から中堅中小企業,ベンチャー,スタートアップまでさまざまな業種のクライアント企業を手厚くサポートさせていただいています。
02 得意分野と強み①
深刻化するカスタマーハラスメント。社員を守るために企業が取るべき対策は
--企業法務と一口に言っても,いろんな問題やテーマがあると思います。
もともと,株主総会対応等はもちろんですが,弁理士登録をしていることもあって知的財産権のトラブルや訴訟のほか,ハラスメントや問題社員への対応といった人事労務のトラブルの解決も多く取り扱っています。
人事労務の分野では,パワハラやセクハラ,解雇無効,残業代請求など社員との間で起こるトラブルのほか,最近は,カスタマーハラスメント(カスハラ)のご相談も多くいただいています。
--カスハラは近年注目されている新しい問題ですね。
カスハラとは,厚生労働省によれば,「顧客等のクレーム・言動のうち,当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして,当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって,当該手段・態様により,労働者の就業環境を害されるもの」と定義されています。
商品やサービスに対する理不尽なクレームや言いがかりが,今,大きな社会問題となっています。
国がカスハラを規制する法改正を検討しているほか,2025年4月には,東京都カスタマーハラスメント防止条例が施行される予定であり,企業のカスハラ対策は,大きな課題となっています。
弊事務所でも,2022年頃からカスハラに悩むクライアント企業からのご相談やご依頼が増えてきています。
--どんな対策が効果的なのでしょうか。
大きく2つあり,まずは予防,次に実際にトラブルが起きてしまったときの対応です。
予防については顧客対応マニュアルの準備をお手伝いしたり,すでに自社にある場合はそれをレビューさせていただいたりしています。
そのうえで,座学やロールプレイングの研修も担当させていただいています。
--問題発生後はどうすべきですか?注意しても繰り返すクレーマーもいるのではないかと。
要求の内容や手段・態様が不当な「顧客」に対しては,毅然とした対応が必要です。
例えば,相手の身元を確認できれば,入店禁止や取引拒絶などを通告する文書を送付することが考えられます。
カスハラに的確に対処できないと,対応したスタッフが心身ともに疲弊し,退職や休職に追い込まれる危険もあります。
社員の離職を防ぐために,クライアント企業をしっかりバックアップすることも弁護士の重要な任務の一つです。
もともと,株主総会対応等はもちろんですが,弁理士登録をしていることもあって知的財産権のトラブルや訴訟のほか,ハラスメントや問題社員への対応といった人事労務のトラブルの解決も多く取り扱っています。
人事労務の分野では,パワハラやセクハラ,解雇無効,残業代請求など社員との間で起こるトラブルのほか,最近は,カスタマーハラスメント(カスハラ)のご相談も多くいただいています。
--カスハラは近年注目されている新しい問題ですね。
カスハラとは,厚生労働省によれば,「顧客等のクレーム・言動のうち,当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして,当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって,当該手段・態様により,労働者の就業環境を害されるもの」と定義されています。
商品やサービスに対する理不尽なクレームや言いがかりが,今,大きな社会問題となっています。
国がカスハラを規制する法改正を検討しているほか,2025年4月には,東京都カスタマーハラスメント防止条例が施行される予定であり,企業のカスハラ対策は,大きな課題となっています。
弊事務所でも,2022年頃からカスハラに悩むクライアント企業からのご相談やご依頼が増えてきています。
--どんな対策が効果的なのでしょうか。
大きく2つあり,まずは予防,次に実際にトラブルが起きてしまったときの対応です。
予防については顧客対応マニュアルの準備をお手伝いしたり,すでに自社にある場合はそれをレビューさせていただいたりしています。
そのうえで,座学やロールプレイングの研修も担当させていただいています。
--問題発生後はどうすべきですか?注意しても繰り返すクレーマーもいるのではないかと。
要求の内容や手段・態様が不当な「顧客」に対しては,毅然とした対応が必要です。
例えば,相手の身元を確認できれば,入店禁止や取引拒絶などを通告する文書を送付することが考えられます。
カスハラに的確に対処できないと,対応したスタッフが心身ともに疲弊し,退職や休職に追い込まれる危険もあります。
社員の離職を防ぐために,クライアント企業をしっかりバックアップすることも弁護士の重要な任務の一つです。
03 得意分野と強み②
男性上司によるセクハラ相談。入念な聞き取りで円満解決へ
--ハラスメントでは,パワハラやセクハラも対策の重要性が増しているように思います。
パワハラやセクハラについても,まずは研修などを通じた予防と,問題発生時の迅速な対応,さらには再発防止策を進めます。
この一連の流れに沿って,これまでも多くのクライアント企業のお手伝いをしてきました。
長く企業法務に携わってきましたが,大企業に比べ,中堅中小企業やベンチャー,スタートアップは,法務部門の人手不足などから対策が後手に回っているケースが目立ちます。
そもそも,就業規則にパワハラやセクハラの規定がなかったり,明記されていても現場での運用が追いついていなかったりする企業も散見されます。
--対応を誤れば訴訟に発展するなど,企業の信用が失墜しかねませんよね。
そうならないように社員と十分に話し合い,円満解決を目指すべきでしょう。
これは,以前,ご相談いただいたセクシュアルハラスメントの事例です。
営業部に所属する20代の既婚女性が,上司に当たる男性管理職から1対1での食事に何度も誘われるなどして困っている--。
女性社員から相談を受けた人事部の責任者の方が,弊所にご相談に見えました。
女性社員によると,一度,軽い気持ちで1対1での食事に付き合ったところ,連絡先の交換や休日の外出への誘いなど要求がどんどんエスカレートして困っているとのことでした。
その後,女性社員は誘いを断るようにしたそうですが,今度は男性上司の勤務中の態度が突如として冷たくなり,女性社員は職場で働きにくくなっているということでした。
女性社員や男性上司,周囲の社員に事情を確認してもらい,そうした事実を確認することもできました。
--女性にとって,相手は上司ですからね。
女性社員の立場を守る必要があるのは当然ですが,一方でその男性上司は,取引先からの評判もよく,クライアント企業としては,慎重に対応したいということでした。
そこで,まずは,男性上司に口頭で注意して,注意を促す書面を手渡しました。
このクライアント企業の就業規則にセクハラやパワハラの規定はありましたが,社内での共有が不十分とのことでしたので,性別にかかわらず,その男性上司を含む取締役や監査役,管理職を対象としたハラスメント研修を行うことを提案し,実施しました。
その後,いったん男性上司から女性社員への誘いはなくなったとのことです。
--「いったん」ということは,また誘うようになってしまったのですか?
はい。男性上司は,注意されたり,ハラスメント研修に参加したりしたことで,状況は,一度は改善されたのですが,女性社員への好意が募ったのか,再び頻繁に接触を求めてきたそうです。
そのため,改めて,当人同士や周囲から事実を確認し,男性上司に弁解の機会を設けたうえ,懲戒処分にすることとし,男性上司を別の事業所に異動させるよう,アドバイスしました。
当然のことですが,関係者や周囲の社員への事実確認を慎重にかつ迅速に行ったことで,女性社員やクライアント企業のご納得も得ることができました。
パワハラやセクハラについても,まずは研修などを通じた予防と,問題発生時の迅速な対応,さらには再発防止策を進めます。
この一連の流れに沿って,これまでも多くのクライアント企業のお手伝いをしてきました。
長く企業法務に携わってきましたが,大企業に比べ,中堅中小企業やベンチャー,スタートアップは,法務部門の人手不足などから対策が後手に回っているケースが目立ちます。
そもそも,就業規則にパワハラやセクハラの規定がなかったり,明記されていても現場での運用が追いついていなかったりする企業も散見されます。
--対応を誤れば訴訟に発展するなど,企業の信用が失墜しかねませんよね。
そうならないように社員と十分に話し合い,円満解決を目指すべきでしょう。
これは,以前,ご相談いただいたセクシュアルハラスメントの事例です。
営業部に所属する20代の既婚女性が,上司に当たる男性管理職から1対1での食事に何度も誘われるなどして困っている--。
女性社員から相談を受けた人事部の責任者の方が,弊所にご相談に見えました。
女性社員によると,一度,軽い気持ちで1対1での食事に付き合ったところ,連絡先の交換や休日の外出への誘いなど要求がどんどんエスカレートして困っているとのことでした。
その後,女性社員は誘いを断るようにしたそうですが,今度は男性上司の勤務中の態度が突如として冷たくなり,女性社員は職場で働きにくくなっているということでした。
女性社員や男性上司,周囲の社員に事情を確認してもらい,そうした事実を確認することもできました。
--女性にとって,相手は上司ですからね。
女性社員の立場を守る必要があるのは当然ですが,一方でその男性上司は,取引先からの評判もよく,クライアント企業としては,慎重に対応したいということでした。
そこで,まずは,男性上司に口頭で注意して,注意を促す書面を手渡しました。
このクライアント企業の就業規則にセクハラやパワハラの規定はありましたが,社内での共有が不十分とのことでしたので,性別にかかわらず,その男性上司を含む取締役や監査役,管理職を対象としたハラスメント研修を行うことを提案し,実施しました。
その後,いったん男性上司から女性社員への誘いはなくなったとのことです。
--「いったん」ということは,また誘うようになってしまったのですか?
はい。男性上司は,注意されたり,ハラスメント研修に参加したりしたことで,状況は,一度は改善されたのですが,女性社員への好意が募ったのか,再び頻繁に接触を求めてきたそうです。
そのため,改めて,当人同士や周囲から事実を確認し,男性上司に弁解の機会を設けたうえ,懲戒処分にすることとし,男性上司を別の事業所に異動させるよう,アドバイスしました。
当然のことですが,関係者や周囲の社員への事実確認を慎重にかつ迅速に行ったことで,女性社員やクライアント企業のご納得も得ることができました。
04 弁護士としての信念
人生を賭けて,企業と経営者のために働く。困難な時代を生き抜く覚悟と原点
--企業法務の醍醐味,経営者を支える魅力についてはどう考えていらっしゃいますか?
一度きりのお付き合いで終わりがちな個人の依頼者様と比べ,クライアント企業とは,顧問弁護士として,将来にわたって長く伴走させていただくことになります。
それこそが,企業法務の醍醐味だと感じていますね。
最初は数人だったクライアント企業がどんどん成長し,さまざまな障害を一緒に乗り越え,売上げを伸ばし,規模を拡大させ,立派な新社屋に移転したり,世の中に役立つ商品やサービスを生み出したり。蔭ながらお手伝いさせていただいたクライアント企業の成長や発展は,黒子である弁護士にとっても大きな喜びです。
私が弁護士を志した原点,それは企業再建をテーマにした小説『会社蘇生』でした。
この本は,今でも自宅の本棚に大切に保管しています。
今後も弁護士人生を賭けて,クライアント企業のみなさんのために働いていこうと考えています。
--力強い言葉ですね。覚悟が伝わってきます。気分転換はどうされていますか?
ジムに通ったり,長距離のウォーキング大会に出場したりしています。
50kmや100kmの道のりを歩く競技ですが,例えば,100kmのウォーキングですと,ほぼまる一日かけて,ようやく完歩することができます。
平坦な道ばかりではなく,坂道もあり,文字どおり,山あり谷ありの道中。
それは,企業経営も弁護士業務も同じで,これまで幾度も困難やトラブルに直面したクライアント企業を全力で支援してきました。
知恵を絞って努力を惜しまず,壁を乗り越え,目標を一つひとつ達成していくクライアント企業のお手伝いをしていくことは大きな喜びです。
これまで積んできた経験や知見を活かし,これからもクライアント企業の経営を全力でバックアップさせていただくことをお約束します。
一度きりのお付き合いで終わりがちな個人の依頼者様と比べ,クライアント企業とは,顧問弁護士として,将来にわたって長く伴走させていただくことになります。
それこそが,企業法務の醍醐味だと感じていますね。
最初は数人だったクライアント企業がどんどん成長し,さまざまな障害を一緒に乗り越え,売上げを伸ばし,規模を拡大させ,立派な新社屋に移転したり,世の中に役立つ商品やサービスを生み出したり。蔭ながらお手伝いさせていただいたクライアント企業の成長や発展は,黒子である弁護士にとっても大きな喜びです。
私が弁護士を志した原点,それは企業再建をテーマにした小説『会社蘇生』でした。
この本は,今でも自宅の本棚に大切に保管しています。
今後も弁護士人生を賭けて,クライアント企業のみなさんのために働いていこうと考えています。
--力強い言葉ですね。覚悟が伝わってきます。気分転換はどうされていますか?
ジムに通ったり,長距離のウォーキング大会に出場したりしています。
50kmや100kmの道のりを歩く競技ですが,例えば,100kmのウォーキングですと,ほぼまる一日かけて,ようやく完歩することができます。
平坦な道ばかりではなく,坂道もあり,文字どおり,山あり谷ありの道中。
それは,企業経営も弁護士業務も同じで,これまで幾度も困難やトラブルに直面したクライアント企業を全力で支援してきました。
知恵を絞って努力を惜しまず,壁を乗り越え,目標を一つひとつ達成していくクライアント企業のお手伝いをしていくことは大きな喜びです。
これまで積んできた経験や知見を活かし,これからもクライアント企業の経営を全力でバックアップさせていただくことをお約束します。