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おおつか しょうた
大塚 翔太弁護士
ハレグラス法律事務所
浦和駅
埼玉県さいたま市浦和区仲町1-10-22 プラウド浦和607
対応体制
  • 法テラス利用可
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  • WEB面談可
注意補足

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インタビュー | 大塚 翔太弁護士 ハレグラス法律事務所

盗撮で不起訴、薬物の再犯で執行猶予。不貞や貞操権侵害の慰謝料請求にも強い浦和の代表弁護士

地域の人たちが、晴れやかな気持ちで暮らしてほしいーー。
そんな思いから浦和市で独立した、ハレグラス法律事務所の大塚 翔太(おおつか しょうた)弁護士。
離婚・男女トラブルや相続、刑事事件を中心に県内各地を駆け回り、住民のSOSに耳を傾けています。
不貞や貞操権侵害の慰謝料請求では交渉でのスピード解決を図り、薬物や性犯罪では何度も不起訴や執行猶予を手にしてきました。
依頼者と二人三脚で歩む弁護活動に迫ります。

01 これまでのキャリア

「人が温かく、住みやすい」。浦和でキャリアの第一歩、そして独立

ーー浦和市に現事務所を開設し、1年数ヶ月が過ぎたようですね(2024年10月現在)。

私にとって浦和は、弁護士としてキャリアを踏み出した場所です。
人が温かく、住みやすいのでとても気に入っています。
刑事事件の被疑者との接見などで県内各地を駆け回っていますが、深谷市や秩父市など自然豊かな土地もあって癒されるんです。

独立するにあたって、浦和以外の選択は考えられませんでした。
どうしても、この地域の方々のお役に立ちたかったんです。


ーー以前はどんな事務所に勤めていらっしゃったんですか?

最初に勤めたのは、離婚や相続などの家事事件、一般民事、刑事事件、企業法務などを扱う法律事務所です。
そこで一通りの事件を経験し、みっちり力をつけてから独立しました。

それから1年と少し経ちますが(同)、おかげさまでご紹介などを通じて多くのご依頼をいただいています。

02 得意分野と強み①

不貞や貞操権侵害の慰謝料請求。宿泊伴う面会交流を実現、回数も増加

ーー現在はどんな事件をメインに扱っているんですか?

離婚・男女問題や相続、刑事事件あたりを中心に、そのほかの一般民事を含めてご相談は幅広くお受けしています。

男女間のトラブルでは離婚そのものはもちろん、不倫や貞操権侵害に対する慰謝料請求のご依頼も目立ちます。
貞操権侵害は、相手が既婚者なのに独身と偽って交際していたことに対する慰謝料請求のことです。


ーーその貞操権侵害を理由に、慰謝料を請求したいという相談が増えていると。

最近も、ある女性から悲痛な叫びが届きました。
マッチングアプリで知り合い交際していた男性が、既婚者だったことが判明したというのです。

結婚も視野に入れて真剣交際し、両親へのご挨拶までしていたとのことでした。

交際相手が既婚者だったことを知った依頼者さまは、立ち直れないほど大きなショックを受けていらっしゃいました。


ーーそれで、相手に慰謝料を請求したんですか?

相手にその旨を記した書面を送付しました。
そのうえで金額の交渉に臨み、200万円弱の慰謝料を受け取ることで合意しました。

相手はすぐに非を認め、交渉のテーブルに歩み寄ってきました。
それを引き出せたのは、書面の中身がカギを握ったと思っています。

依頼者さまへの聞き取りをもとに、できる限り具体的な証拠や事情を盛り込んだからです。
「ここまで証拠を握っているんですよ」とプレッシャーをかけ、相手の逃げ道をふさぐ。
その作戦とアプローチに、相手は白旗を上げたんだと思いますね。


ーー離婚については、お子さんが絡むとより複雑化するとも聞きます。

親権や養育費、面会交流などの問題が絡んできますからね。
夫婦の感情的な対立が激化しやすい面もあります。
そこで大事になるのは、どうすることが依頼者さまやお子さんにとって望ましいのか。
じっくり話し合い、一緒に答えを出すことです。

これは以前、ある男性からご相談いただいたときのことです。
離婚に際して、親権を主張するかどうか迷っていらっしゃったんです。

お話を聞くと、お子さんとは一緒に暮らしたい、でも仕事が忙しく、男手ひとつで世話するのは非現実的。
そんなもどかしい思いを抱えておられました。


ーーいい解決策を見つけられたんですか?

お子さんのためにも親権には固執せず、面会交流に重点を置くことにしました。
そして、一般的な月1回程度より回数を増やすとともに、宿泊を伴う交流も認めてもらえたんです。

当初、奥さまサイドは「あなたに預けるのは信用できない」と消極的でした。
ただ、それが徐々に変わっていったんです。


ーーなぜ変わったんでしょうか?

当時すでに依頼者さまと母子は別居していたんですが、奥さまも同席したうえでの試験的な面会交流をご提案し、何度か繰り返すうちに「これなら大丈夫そう」と安心されたんだと思いますね。

毎日会うのは難しくても、お子さまの成長を見守ることができる。
その結果に、依頼者さまはとても喜んでいらっしゃいました。

03 得意分野と強み②

盗撮で不起訴、薬物の再犯で執行猶予。刑事事件に強く、夜中も接見へ

ーー貞操権侵害と面会交流、どちらも話し合いで解決されたかたちです。

訴訟までもつれると長引き、解決まで何年もかかるケースも珍しくありません。
もちろん、時間をかけて結論を出すべき問題もあります。
ただ、精神的なストレスがずっとのしかかることにもなりますからね。

相続を含め、とくに家事事件では親族間の感情がぶつかり合うため、気持ちが疲弊してしまいます。
なるべく早く不安やストレスから開放され、新しい人生を幸せに過ごしていただきたいんです。


ーー 一方、刑事事件でも県内各地を駆け回っているとおっしゃっていましたね。

浦和周辺だけでなく、久喜市や加須市など群馬県境の方まで、しかも夜中に接見にうかがいこともよくあります。

窃盗や傷害、暴行はもちろん、薬物や詐欺、それに性犯罪も多いですね。
とくに強制わいせつ(不同意わいせつ)や盗撮、ストーカーなどの性犯罪は、示談交渉に高い壁が立ちはだかります。
被害者の心の傷が深く、処罰感情が強い傾向があるからです。


ーー粘り強い交渉が求められると。

心の底から反省していること、もう二度と繰り返さないこと。
示談金の金額を含め、誠意を尽くして粘り強く交渉する必要があります。

たとえば以前、盗撮で逮捕された方の弁護を担当したときもそうでした。
お電話ではなく直接お会いしたい旨を告げ、依頼者さまの代わりに謝罪。
誠意が伝わったのか、その場でお許しいただいたことで不起訴処分が下りました。
依頼者さまは勤務先の会社を解雇されずに済み、私もほっと一安心しましたね。


ーー薬物事件も少なくないんですか?

はい、それも再犯率が高く、その背景には薬物依存があります。
私が過去に担当した事件でも、再犯で逮捕・起訴された方がいらっしゃいました。

再犯には厳罰が下る恐れがあります。
ただ、あのときは保釈とともに執行猶予判決を手にすることができました。
ポイントのひとつになったのが、依存症治療のクリニックをご紹介し、保釈中から通院いただいたこと。
治療を続ければ更生の余地が十分あることを、裁判所に強く訴えたんです。

薬物同様、性犯罪でも依存症が疑われる事案がたくさんあります。
私は本人が人生をやり直すことができるよう、判決が出た後も寄り添ってサポートさせていただきたいと思っています。

04 依頼者への思い

山あり谷ありの人生を、晴れやかな気持ちで。「ハレグラス」に込めた思い

ーー事務所名の「ハレグラス」とは、どんな意味があるんですか?

私とご縁のあった方々が、「晴れ」やかな気持ちで「暮らし」ていくお手伝いができればとの思いから名付けました。
それと、芝生や植物を指す英語「grass(グラス)」という意味も。
この事務所を、みなさまにとって心安らげる場所、憩いの空間にしたいという願いも込めています。

そのためにも、私は普段、依頼者さまのお話をよくお聞きすることを一番大切にしています。
どんなことを大事にしたいのか、何を守りたいのか。
頭も心も混乱し、見失ってしまっていることも少なくありません。
そこをふたりで一緒に考えながら、最適な解決策をご提案するようにしています。


ーーやさしい眼差しで見守り、接していらっしゃると。

私はよく落語を聴くんですが、とくに好きなのが古今亭志ん朝さんです。
人々の悲喜交々を描く演目や語り口には、哀愁とともに明るさが根底に流れているんです。
なんだかそれが、心にじんわり心に染みるんですよ。

人生は、決して楽しいことばかりではありませんよね。
困ったとき、苦しいときにそばで支え、そっと背中を押すのが私たち弁護士にできること。
私を頼ってくださる方々が少しでも明るく、気分よく過ごせるように、これからも力を尽くしていく覚悟です。
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