こめたに なおき
米谷 尚起弁護士
Re-Start法律事務所
池袋駅
東京都豊島区池袋2-36-1 INFINITY IKEBUKURO7階-25
インタビュー | 米谷 尚起弁護士 Re-Start法律事務所
リスタートのために!『熱量』は誰にも負けない。6通もの書面を突きつけ、保釈を実現させた刑事弁護人の執念
依頼者の再起を後押ししたいーー。
そんな思いで開業した、Re-Start法律事務所の米谷 尚起(こめたに なおき)弁護士。
刑事弁護に並々ならぬ情熱を注ぎ、勾留阻止や早期釈放のために捜査機関などと徹底的に闘うことをモットーとしています。
英語と中国語を話せるため、外国人からのSOSにも積極的に対応。
インターネット絡みの犯罪に詳しい点も強みとしています。
「人一倍強い」と自負する事件解決への熱量は、一体どこから湧き上がってくるのでしょうか。
そんな思いで開業した、Re-Start法律事務所の米谷 尚起(こめたに なおき)弁護士。
刑事弁護に並々ならぬ情熱を注ぎ、勾留阻止や早期釈放のために捜査機関などと徹底的に闘うことをモットーとしています。
英語と中国語を話せるため、外国人からのSOSにも積極的に対応。
インターネット絡みの犯罪に詳しい点も強みとしています。
「人一倍強い」と自負する事件解決への熱量は、一体どこから湧き上がってくるのでしょうか。
01 弁護士としての原点
92歳の現役弁護士に感銘を受けて決意。「刑事弁護の道を極めたい」
ーーなぜ弁護士になろうと考えたのか。まずは、その点からうかがいます。
あれは高校生のときでした。
弁護士の講演を聞く機会があったんです。
それが92歳で現役を続けている方だったんですよ。
年齢の衰えを一切感じさせず、エネルギーと覇気に満ちあふれた姿にとても驚きました。
「弁護士は会社員と違って定年がなく、生涯、世のため人のために尽くせる仕事だ」。
その言葉に心を突き動かされ、私も将来、あんな92歳になりたいと思ったんです。
法学部に進学した大学時代にもいろんな弁護士の方々に出会い、どんどんその気持ちが膨らんでいきました。
ーー社会や人の役に立ちたい。その気持ちが一番の原動力だったんですね。
弁護士になってお金を稼ぎたいとか、ビジネスを成功させたいとか、私には当時も今も、そんな考えは一切ありません。
弱きを扶(たす)け、強きを挫くーー。
そんな少年漫画に出てくるヒーローのような弁護士像を、頭のなかでずっと思い描いていました。
そんな経緯もあって、もともと刑事事件に強い思い入れがあったんです。
現在も刑事弁護の道を極めようと、何らかの容疑で逮捕されてしまった方々を必死にサポートさせていただいています。
あれは高校生のときでした。
弁護士の講演を聞く機会があったんです。
それが92歳で現役を続けている方だったんですよ。
年齢の衰えを一切感じさせず、エネルギーと覇気に満ちあふれた姿にとても驚きました。
「弁護士は会社員と違って定年がなく、生涯、世のため人のために尽くせる仕事だ」。
その言葉に心を突き動かされ、私も将来、あんな92歳になりたいと思ったんです。
法学部に進学した大学時代にもいろんな弁護士の方々に出会い、どんどんその気持ちが膨らんでいきました。
ーー社会や人の役に立ちたい。その気持ちが一番の原動力だったんですね。
弁護士になってお金を稼ぎたいとか、ビジネスを成功させたいとか、私には当時も今も、そんな考えは一切ありません。
弱きを扶(たす)け、強きを挫くーー。
そんな少年漫画に出てくるヒーローのような弁護士像を、頭のなかでずっと思い描いていました。
そんな経緯もあって、もともと刑事事件に強い思い入れがあったんです。
現在も刑事弁護の道を極めようと、何らかの容疑で逮捕されてしまった方々を必死にサポートさせていただいています。
02 事件解決のスタンス
詐欺容疑で勾留も、執念で叶えた保釈。暴行で逮捕も3日で釈放、不起訴へ
ーーその刑事弁護において、先生はどんなことを大切にされていますか?
どんな逆境でも安易に見切りをつけず、粘り強く徹底的に闘うことです。
たとえば以前、ようやく保釈請求が通ったときのことです。
闇バイト絡みの詐欺に関わり、逮捕・勾留されてしまった方がいらっしゃいました。
あのときは、計6通もの意見書や各種書面を検察や裁判所に提出し、これでもかというくらい抵抗しました。
まずは、検察に対して勾留請求しないよう求めるとともに、裁判所には勾留決定しないよう意見書で要求。
勾留決定されても異議を申立て、それが認められないと更に最高裁判所にまで異議を申し立てる書面を提出しました。さらには勾留延長への異議申し立て、起訴後の早期釈放まで、考え得る全ての手段を取り、徹底的に働きかけたんです。
ーーすさまじい執念ですね。
その事件に限らず、私は必ずといっていいほど、そうやって捜査機関や裁判所と徹底抗戦します。
意見書を用意するのは手間も時間もかかるため、そこまでやる弁護士はそう多くないのではないでしょうか。
私が折れずに何度も異議を突きつけるのは、すべては依頼者さまに「1分1秒でも早く出てきてもらいたい」という思いからです。
ーー先ほどの詐欺罪に問われた方のときも、まさにそうだったと。
あのときは、毎日のように接見にもうかがいました。
そして、ようやく迎えた保釈当日。
警察署の前でお迎えしたときは、「よかった」と目に涙を浮かべながら感謝していただきました。
ほかにもたとえば、お酒に酔って暴行し、逮捕されてしまった方の弁護を担当したときもそうでした。
同じように検察や裁判所に勾留への異議を唱えたことで、わずか3日で釈放。
その後被害者と示談し、不起訴処分につながりました。
ーーとことん闘う姿勢は、依頼者からするととても心強いと思います。
刑事弁護は逮捕から72時間以内に勾留するか否かの判断が下るなど、時間との闘い、体力勝負の側面も強いんです。
ですから、寝ずに夜通し動き回ることも少なくありません。
思えば、先ほどの詐欺事件もハードなタイムスケジュールでした。
逮捕当日の夜8時に接見に出向き、終わったのは深夜。
終電を逃してしまったため、急遽レンタルサイクルで事務所に戻り、そこから明け方3時頃まで必要な書面づくりに没頭しました。
困っている方々を目の前にすると、いても立ってもいられなくなるんですよね。
依頼者さまの思いを背負って、気持ちを前面に押し出して、なんとか突破口を見つけ出す。
その熱量は人一倍大きく、誰にも負けない自負があります。
どんな逆境でも安易に見切りをつけず、粘り強く徹底的に闘うことです。
たとえば以前、ようやく保釈請求が通ったときのことです。
闇バイト絡みの詐欺に関わり、逮捕・勾留されてしまった方がいらっしゃいました。
あのときは、計6通もの意見書や各種書面を検察や裁判所に提出し、これでもかというくらい抵抗しました。
まずは、検察に対して勾留請求しないよう求めるとともに、裁判所には勾留決定しないよう意見書で要求。
勾留決定されても異議を申立て、それが認められないと更に最高裁判所にまで異議を申し立てる書面を提出しました。さらには勾留延長への異議申し立て、起訴後の早期釈放まで、考え得る全ての手段を取り、徹底的に働きかけたんです。
ーーすさまじい執念ですね。
その事件に限らず、私は必ずといっていいほど、そうやって捜査機関や裁判所と徹底抗戦します。
意見書を用意するのは手間も時間もかかるため、そこまでやる弁護士はそう多くないのではないでしょうか。
私が折れずに何度も異議を突きつけるのは、すべては依頼者さまに「1分1秒でも早く出てきてもらいたい」という思いからです。
ーー先ほどの詐欺罪に問われた方のときも、まさにそうだったと。
あのときは、毎日のように接見にもうかがいました。
そして、ようやく迎えた保釈当日。
警察署の前でお迎えしたときは、「よかった」と目に涙を浮かべながら感謝していただきました。
ほかにもたとえば、お酒に酔って暴行し、逮捕されてしまった方の弁護を担当したときもそうでした。
同じように検察や裁判所に勾留への異議を唱えたことで、わずか3日で釈放。
その後被害者と示談し、不起訴処分につながりました。
ーーとことん闘う姿勢は、依頼者からするととても心強いと思います。
刑事弁護は逮捕から72時間以内に勾留するか否かの判断が下るなど、時間との闘い、体力勝負の側面も強いんです。
ですから、寝ずに夜通し動き回ることも少なくありません。
思えば、先ほどの詐欺事件もハードなタイムスケジュールでした。
逮捕当日の夜8時に接見に出向き、終わったのは深夜。
終電を逃してしまったため、急遽レンタルサイクルで事務所に戻り、そこから明け方3時頃まで必要な書面づくりに没頭しました。
困っている方々を目の前にすると、いても立ってもいられなくなるんですよね。
依頼者さまの思いを背負って、気持ちを前面に押し出して、なんとか突破口を見つけ出す。
その熱量は人一倍大きく、誰にも負けない自負があります。
03 強み・武器
外国人やネット犯罪にも注力。中国語で接見、他の言語もAIで翻訳
ーー刑事事件ではさらに、外国人からの相談も積極的に受けているとお聞きしました。
言語やコミュニケーションの壁に直面し、困っている外国人がたくさんいらっしゃるからです。
私は英語と中国語を話せるため、十分な法的支援を受けられない方々も積極的にサポートさせていただいています。
語学をみっちり学んだのは、学生時代のことです。
フィリピンの語学学校やオックスフォード大学(イギリス)にそれぞれ短期留学し、国立台湾大学の法学部にも1年間交換留学しました。
とくに中国語は、ビジネスレベルの水準にあり、通訳なしでの接見も可能です。
ーー異国の地で逮捕されたときの不安は計り知れません。それはありがたいですね。
通訳に同席してもらう手もありますが、それはときに危険を伴います。
通訳の方が必ずしも法律に詳しいとは限らず、翻訳を間違うことがあるからです。
刑事弁護という一刻を争う場面では、たったひとつの言葉を誤訳するだけでも、それがのちに取り返しのつかない事態を招く恐れがあるんです。
「言っていることが、本当に伝わっているだろうか?」。
日本語を話せない方でも、私を頼っていただければそんな心配はありません。
さらに言えば、英語や中国語以外の言語でも、十分にコミュニケーションを取ることができます。
ーーそうなんですか?それもまた驚きです。
AI(人工知能)で自動的に翻訳するツールを使っているためです。
先日も、ネパール人から交通事故に関するご相談をいただいたんです。
メールでのやり取りのほか、膨大な裁判記録をAIですべてネパール語に訳し、事実関係に間違いないかどうかなどを入念にチェックしました。
外国人の場合はビザや在留資格の問題も絡んでくるため、そこも踏まえて戦略を練る必要があります。
ただ、不慣れな弁護士はきっとその点にもとまどうことがあるはずです。
私にはそのあたりの知見もありますので、ぜひ安心してご相談いただきたいです。
ーーAIをはじめ、ITやインターネットにも詳しいんですか?
実は子どもの頃の夢はゲームプログラマーで、今でも趣味でアプリを開発するほど、ゲームやITには弁護士の中ではかなり詳しい方だと自負しています。
そのため、刑事事件ではインターネット犯罪に詳しい点も私の強みになっています。
児童ポルノや名誉毀損、著作権侵害、さらには元従業員が会社のシステムに不正アクセスした事案などに携わったこともあります。
言語やコミュニケーションの壁に直面し、困っている外国人がたくさんいらっしゃるからです。
私は英語と中国語を話せるため、十分な法的支援を受けられない方々も積極的にサポートさせていただいています。
語学をみっちり学んだのは、学生時代のことです。
フィリピンの語学学校やオックスフォード大学(イギリス)にそれぞれ短期留学し、国立台湾大学の法学部にも1年間交換留学しました。
とくに中国語は、ビジネスレベルの水準にあり、通訳なしでの接見も可能です。
ーー異国の地で逮捕されたときの不安は計り知れません。それはありがたいですね。
通訳に同席してもらう手もありますが、それはときに危険を伴います。
通訳の方が必ずしも法律に詳しいとは限らず、翻訳を間違うことがあるからです。
刑事弁護という一刻を争う場面では、たったひとつの言葉を誤訳するだけでも、それがのちに取り返しのつかない事態を招く恐れがあるんです。
「言っていることが、本当に伝わっているだろうか?」。
日本語を話せない方でも、私を頼っていただければそんな心配はありません。
さらに言えば、英語や中国語以外の言語でも、十分にコミュニケーションを取ることができます。
ーーそうなんですか?それもまた驚きです。
AI(人工知能)で自動的に翻訳するツールを使っているためです。
先日も、ネパール人から交通事故に関するご相談をいただいたんです。
メールでのやり取りのほか、膨大な裁判記録をAIですべてネパール語に訳し、事実関係に間違いないかどうかなどを入念にチェックしました。
外国人の場合はビザや在留資格の問題も絡んでくるため、そこも踏まえて戦略を練る必要があります。
ただ、不慣れな弁護士はきっとその点にもとまどうことがあるはずです。
私にはそのあたりの知見もありますので、ぜひ安心してご相談いただきたいです。
ーーAIをはじめ、ITやインターネットにも詳しいんですか?
実は子どもの頃の夢はゲームプログラマーで、今でも趣味でアプリを開発するほど、ゲームやITには弁護士の中ではかなり詳しい方だと自負しています。
そのため、刑事事件ではインターネット犯罪に詳しい点も私の強みになっています。
児童ポルノや名誉毀損、著作権侵害、さらには元従業員が会社のシステムに不正アクセスした事案などに携わったこともあります。
04 悩んでいる人たちへ
一人ひとりの「リスタート」を後押しする。事務所名に込めた思い
ーー最後に、読者へのメッセージをお聞かせください。
私を頼っていただいたからには、どんな劣勢や逆境に立たされようと、あらゆる手を尽くして全力でサポートさせていただくことをお約束します。
数多いる弁護士のなかから、私を選んでSOSを届けてくださったわけです。
力を出し尽くさなければ、依頼者さまに顔向けできません。
依頼者さま一人ひとりの人生の再出発を、力の限り後押ししたいーー。
事務所名を「Re-Start(リスタート)」と名付けたのは、そんな決意表明でもあります。
みなさまの再起への思いを、ぜひ私に託していただけるとうれしいです。
私を頼っていただいたからには、どんな劣勢や逆境に立たされようと、あらゆる手を尽くして全力でサポートさせていただくことをお約束します。
数多いる弁護士のなかから、私を選んでSOSを届けてくださったわけです。
力を出し尽くさなければ、依頼者さまに顔向けできません。
依頼者さま一人ひとりの人生の再出発を、力の限り後押ししたいーー。
事務所名を「Re-Start(リスタート)」と名付けたのは、そんな決意表明でもあります。
みなさまの再起への思いを、ぜひ私に託していただけるとうれしいです。