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まなべ じゅんや
眞鍋 淳也弁護士
南青山M’s法律会計事務所
外苑前駅
東京都港区南青山2-11-11 ユニマットハイダウェイ5階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

【初回面談30分無料(来所のみ)】お電話・メールにて面談希望日をご予約ください。 法テラス制度の対象である個人の方のご相談は、電話相談でも承れる場合がございます。

インタビュー | 眞鍋 淳也弁護士 南青山M’s法律会計事務所

法律、税務、会計の三本柱。会計士から転身した代表弁護士、目先の利益ではなく「根本原因を断ち切る」弁護を

大手会計事務所を経て弁護士に転身し、南青山M’s法律会計事務所を設立した眞鍋 淳也(まなべ じゅんや)弁護士。
法律、税務、会計の一体型サービスを武器に、個人・法人案件を幅広く扱っています。
メディアを賑わせた集団訴訟の弁護団長や、メジャーリーガーの代理人を務めたことも。
こだわっているのは、目先の利益ではなく、根本原因を断ち切る弁護です。
常識を疑い、型にはまらない活動の源泉に迫ります。

01 これまでのキャリアと実績

大手会計事務所で上場企業の監査。税務に強く、集団訴訟の弁護団長も

ーー以前は公認会計士として働いていらっしゃったようですね。

人や社会の役に立ちたい。
小さい頃からそんな願望や憧れがあって、大学は経済学部に進学し、会計士の国家試験に合格して大手の会計事務所に就職しました。

他の会計事務所に勤めていた期間を含め、会計士として働いていた期間は10年以上。
その間、上場企業の監査やコンサル、税務、M&Aなどに携わりました。

ただ、何か満たされない感覚が芽生えてきたんですよね。
それは、「もっとダイレクトに、もっと広く人や社会の役に立ちたい」という思いです。
監査にとどまらず、経営課題や紛争解決を直接的にお手伝いできるのが、まさに弁護士です。
それで司法試験にチャレンジすることにしたんです。


ーー弁護士になった後は、どんなキャリアを積んできたんでしょうか?

私の強みのひとつは、法律だけでなく会計や税務にも詳しい点です。
それを活かした税務訴訟や粉飾決算、企業再生・破産のほか、離婚や債務整理、交通事故、相続、労働問題、医療訴訟などさまざまな事件を扱ってきました。

ほかにも、教育サービス大手の個人情報漏洩事件における集団提訴の弁護団長を務めたり、プロ野球選手の代理人としてメジャーリーグへの移籍をお手伝いさせていただいたこともあります。

02 事件解決のスタンス

4社に断られた自己破産、転職先を紹介して再出発。一歩先をいく弁護

ーー現事務所は設立から15年が近づいています(2023年4月現在)。長く愛される秘訣はどこにあるんでしょう?

私たちは目に見える問題の解決だけでなく、根本原因を断ち切ること、依頼者さまご自身が気づいていない新しい発見を提供すること。
そんな一歩先をいく弁護活動にこだわっており、その点を評価いただき多くの方がファンになってくださっているんです。

たとえば、自己破産のご相談をいただいたとしましょう。
おそらく多くの弁護士は、破産手続きを完了させて一件落着と考えるはずです。
ただ、果たしてそれでいいんでしょうか。
そこまで追い込まれた理由はどこにあるのか、そこを突き止めないと同じことを繰り返してしまう恐れがありますよね。


ーー根本原因を断ち切るところまでサポートする必要があると。

多額の借金を背負い、返済に困って自己破産を検討していた方からご相談いただいたときのことです。

すでに4社に断られ、途方に暮れた様子でいらっしゃいました。
断られた理由は、ひとつは貯金がないため弁護士への着手金を用意できないこと。
それと、その方は不動産をお持ちだったんです。
資産があるため法テラスの利用も制限され、どこにも受け皿がないような状態だったんですよ。


ーーただ、それを受けられたんですか?

お持ちの不動産の評価額と、かさんだ借入額。
それぞれ詳しく調べてみると、不動産をうまく高額で売却できれば、手元にいくらか現金を残せそうな可能性があったんです。

それで実際に不動産を売却し、それを原資に着手金や転居先への引っ越し費用を工面することができました。

さらに続きがあります。
その方は物流の下請け企業で働いていらっしゃったんですが、安月給に長時間労働、未払い残業と、そこはいわゆるブラック企業。
過酷な労働環境で心身ともに疲弊し、住宅ローンや離婚後の養育費の支払いなどに追われ、やむを得ず借り入れを繰り返していたそうなんです。


ーーその環境を変えないと、悲劇が繰り返される危険がありそうですね。


ですから、転職先をご紹介したんですよ。

実はその方は、以前は大手の物流会社で管理職を務めた経験もあったんです。
それで顧問先の物流会社をご紹介したところ、幹部候補生として採用され、今は安定給料で生き生きと働いていらっしゃいます。

「あのときはもう死のうと思っていたけど、転職先まで紹介してもらい、こんなことになるとは夢にも思わなかった」。
依頼者さまからは、後日そんな驚きと感謝の言葉をいただきました。

03 弁護士としてのモットー

離婚は早期成立が「成功」なのか。ネット広告に一石を投じる理由

ーー表面的な処理ではなく、まさに一歩先をいく問題解決だったんですね。

弁護士としての業務や役割に、壁をつくるべきではありません。
もっとお役に立てるんじゃないか、もっと可能性を広げられるんじゃないか。
そんな風に、絶えずよりよい解決策を探ろうという開拓精神を、私たちは大切にしているんです。

離婚でもそうです。
弁護士の常識でいえば、離婚は成立させることが「成功」と考えられがちです。
ただ、なかには本心では「やり直したい」という気持ちを抱えている方もいらっしゃるんです。

相手がいるので一筋縄ではいきませんが、もしかしたら努力すれば仲直りできたかもしれないのに、弁護士がそれに蓋をしてしまっている可能性もあるわけですよ。


ーー安易に離婚成立を急がず、依頼者の気持ちにしっかり向き合うべきだと。

現実に、家庭裁判所には夫婦円満調停(夫婦関係調整調停)という関係修復を探る手続きがあるんです。

「離婚をスピード成立へ」「高額な財産分与を獲得」。
巷にはそんな広告が溢れています。
でも、私たちはそれとは一線を画しています。
単に裁判に勝てばいいとか、そこを目指しているわけではないんです。

何よりも大事なのは、依頼者さまに幸せになっていただくことです。
そのために、どうすることが最も望ましいのか。
マニュアル通りに、機械的に処理するのではなく、一つひとつの事件にじっくり向き合い、あらゆる選択肢を検討するべきではないでしょうか。


ーーそういった考え方やアプローチは、企業法務でも同じなんですか?

企業法務も、対処療法では根本的な問題解決にはなりません。

たとえば、解雇や残業代などをめぐる従業員とのトラブルです。
そこも原因をしっかり分析し、二度と起こらないような風土や体制を整えることが何よりも重要です。
相手を完膚なきまでに叩きのめすことがゴールではないんです。

そうやって会社の体質そのものを変えない限り、トラブルは次から次へと起こります。
そんな企業風土では、おそらく採用も苦戦するでしょう。
厳しい言い方ですが、それではいずれ倒産してしまうはずです。

単にがん細胞を打ちのめすだけでなく、それが転移しないように体中を徹底的に調べて治療し、血液そのものをきれいにする。
企業法務でも、そんな根本原因を断つ弁護活動にこだわっています。

04 依頼者への思い

「遺伝子レベルで感じていただきたい」。喜びや感動、幸せの連鎖を

ーー先ほど依頼者を「ファン」と呼んでいたのも印象的でした。そこにはどんな思いがあるんですか?

依頼者さまから、それほど絶大な信頼をいただけるような仕事をしたいと常に思っているからです。

そのためには、頼まれたことをやるだけでは不十分です。
さらにもう一歩踏み込んで、どうすれば依頼者さまが幸せになれるか、それを絶えず追求し続けるべきです。
私たちは目先の勝利やお金がほしいのではありません。依頼者さまの信用をいただきたいんです。

一人ひとりの依頼者さまに、喜びや驚き、感動を、それも遺伝子レベルで心の底から感じていただけるように、これからも幸せの連鎖をつくっていきたいですね。
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