借金・債務整理の事例紹介 | 村宮 淳子弁護士 弁護士法人きわみ事務所

取扱事例1

• 任意整理

事務所の事例「任意整理：今後の利息は付加しない形で毎月の支払額を圧縮」

依頼者：東京都在住。Tさん、50代後半男性

ご相談頂いた時点で、クレジットカード・消費者金融・銀行系カードローンなど合計5社から650万程度のお借入がある状態。
子供さんが大学、高校生と非常に教育費にお金が掛かる年齢でお借入の約半分程度は教育資金でのお借入との事。
その支払の為に、御本人様は深夜にスーパーでの副業、また奥様もお仕事をされていて世帯収入としては比較的大きい状態ではあったが、生活状況はギリギリの状態で何とか遅れずに支払が出来ている状態。

弊所で法的整理、もしくは任意整理での解決をご案内させて頂く。
所有財産の問題や御本人様の御希望もあり、最終的に「任意整理」という解決方法を選択され、弊所で各債権者と分割支払いの交渉をスタート。
元々どのカードも比較的5年以上の長い取引があり、殆ど遅れずにお支払いされていた事もあり、各債権者にも理解を頂く部分があり、最終的に今後の利息は付加しない形で毎月の支払額をご相談前18万円程を、和解後は10万円程度と約半額に近い形まで圧縮する事が出来、生活状況の改善を図る事が出来た。

取扱事例2

• 任意整理

事務所の事例「任意整理：ほとんどのローン会社の債務を弁済」

依頼者：千葉県在住。Hさん、50代前半男性

4人家族で生活しているごく一般的なご家族の御主人様からの御相談。
お借入自体は消費者金融・クレジットカード6社200万程度のお借入がある状態だが、コロナの影響で転職を余儀なくされて収入が月ベースで約10万円下がり支払が厳しくなったという事でご相談頂く。
自動車ローンが有る為に「任意整理」で受任させて頂き、調査を開始。
お借入の内の消費者金融は取引が20年以上あり、30万程の残高あった物が過払金発生し130万程の返還金が発生。
費用などを除いても殆どのローン会社の債務を弁済する事が出来、現状の収入の中での生活が可能となった。

取扱事例3

• 過払い金請求

事務所の事例「過払金：クレジットカードのキャッシング」

依頼者：大阪府在住。Kさん、40代半ば女性

結婚前から、百貨店系のクレジットカードでキャッシングを20年近く利用。
借入金額自体はそこまで高額では無かったので、まずは事前調査を受任させて頂く。
結果として過払金が150万程度発生している状態で、そのまま引き続き請求をさせて頂く。
女性のお客様に多いパターンではあるが、『クレジットカード』のキャッシング利用も過払金が発生する事が多々あり、「ショッピング」での利用では過払金は発生しないが、普段使いしているクレジットカードでも思わぬ過払金発生がしているというケースであった。

取扱事例4

• 過払い金請求

事務所の事例「過払金：カード会社2社の過払金」

依頼者：千葉県在住。Sさん、70代前半男性

10年程前に他の事務所で、いわゆる過払金調査、請求の依頼をした事があり。
今回はその時に、「残高」があったので、あえて調査しなかったカード会社の調査依頼。
お話を詳しく伺ってみると、
「消費者金融は過払金出るが、クレジットカードでは出ない」
「利用中の物は過払金請求が出来ない」
と思っていたとの事。
「過払金」というのは、あくまで契約、利用時の金利と現在の定められている利息の「差」という事をご案内し、利用中の物でも発生する可能性が有る事を説明させて頂き、調査を受任。
結果として、現在利用中のカードの中で2社が過払金発生しており、全ての債務を返済するまでには至らなかったが、全体でみれば債務圧縮出来る見込みがつき、また年齢と今後の収入、また万が一の場合の家族への影響も考えて、債務が残るところも任意整理で受任させて頂き、解決に至る。