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かとう さとし

加藤 怜弁護士

加藤法律事務所

茨城県稲敷市幸田3569

対応体制

  • 法テラス利用可
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 夜間面談可
  • WEB面談可

身近な存在であることが大切。本気で依頼者第一を大切にする理論派のこだわりの真意

「弁護士として大切なことは身近であること」
茨城県稲敷市を拠点にする加藤法律事務所の加藤 怜(かとう さとし)弁護士はそう明言します。

「有能でも知られていなければ意味がないし、相談してもらえないとお役には立てませんからね」と真意を明かす加藤先生。

滑舌良く、理路整然と話す佇まい。
プロの崇高さも漂わせながら、丁寧な口調と柔和な表情で、人を引き寄せる親近感も兼ね備えています。

事務所名に名前を冠し、元カフェを事務所にするなど、親しみやすさの追求にも余念のない加藤先生。
そのこだわりや弁護士としての想いについて、じっくりとお話を伺いました。

01 志した理由

法律好きの子どもが、理系を経てたどり着いた「理不尽をなくす」ための職業

ーー弁護士になったきっかけを教えてください。

小さい頃から法律に興味を持っていました。
純粋に「ルールはどうやってつくられるんだろう」というような興味です。
そこから刑罰の種類や、死刑と懲役は何が違うんだろうとか、探究心が広がっていきましたね。

具体的に職業として意識する大きなきっかけになったのは、山口県光市の母子殺害事件です。
何の罪もない妻子を殺された被害者のご主人の会見を見て、「世の中からこんな理不尽をなくしたい」と思いました。


ーー法律の求道者のような想いが、弁護士になることに結びついている印象です。

でも高校は理系クラスで、はまっていたのは数学なんです。
大学も、法学部ではなく教育学部でした。
文系なので初歩レベルですが、プログラミングも学んでいたんです。

ただ、決して法律に関わる仕事への想いを失っていたわけでないんです。
そこで、いったんは家庭教師の営業なども経験しましたが一念発起して法科大学院へ飛び込みました。お金もなかったのですが、授業料免除や奨学金を受けることができたので、なんとか運よく一回目の受験で合格することができました。

結果的に法律以外のさまざまな経験は、より論理的に物事を考え、対人において人が求めていることを発掘するスキルにつながっていますので、弁護士をやっていくうえで非常に力になっているといまは思いますけどね。

02 キャリア・弁護スタンス

豊富な実績で磨き上げた洞察力。依頼者の想いを顕在化させることも弁護士の重要な役割

ーー滑舌良く、聞き取りやすい声と論理的な話し方なので先生の話はスッと頭に入ってきます。

弁護士が的確に役割を果たす上で、コミュニケーション力は非常に重要だと考えています。
依頼者の方が、自身が抱えるトラブルをどのように解決したいのかを正確に把握できないと、最善の結果には辿り着けないからです。

そのためには聞く力はもちろん、聞き出す力も求められます。
依頼者の方が法律に詳しくないことを前提とすると、欲しい答え、必要な証言・証拠が出てこない可能性があります。
そうしたときには複数の選択肢をご用意して、依頼者の方の考えを後押しするんです。

依頼者が自身の望んでいることを顕在化できていればいいですが、潜在化していることも珍しくありません。
でも、それこそがその依頼者の人生にとって最善の願いである可能性だってある。
だからこそ、弁護士として全知全能で、隠れたニーズまで掘り起こす努力は怠らないようにしています。


ーーそうしたスキルに加え、場数を踏んで磨かれた弁護士の肌感覚といえる、豊富な知見があるのですから頼もしい限りです。

経験は、新人時代からかなりのペースで積み上げてきたと思います。
常時、70件前後の事案を抱えているような状況でしたね。

一つの分野を突き詰めるより、幅広く多様な分野に対応できる弁護士でありたいと思っています。
ですので、勤務弁護士の時代も意識的にジャンルは問わず手を挙げて、場数も相当踏ませていただきました。

恵まれていたのは、上司の背中を見る機会が多かったことです。
経験ある先輩が、どのように依頼者の方と対話をし、有利に弁護を進められるようにするのか。
そうした生の教材に存分に触れられたことで、私の事案解決のための引き出しは、質を担保しながらも急速に増やすことができました。

「こういうタイプの依頼者の場合、このような事案ならこうした解決が適していそうだ」あるいは、「こういう事案ではこういう攻め方で相手方と交渉するのが有効だ」といった見通しを、すぐに複数案ご提示可能です。

そうやって依頼者の方の希望を引き出しつつ、実際の状況と擦り合わせていくことで、より望ましい解決のイメージが徐々に浮き上がってきます。
こうしたアプローチの仕方は、プログラミングをかじったことも少し役立っているのかもしれません。

03 解決事例

離婚問題、借金問題で、諦め半分の依頼者を最善の結果に導いた実績も

ーー対話力や洞察力、先輩から学んだ極意と蓄積した豊富な知見。実際の解決事案では、どのように活かされているのでしょうか?

離婚相談に来られた奥様がいました。
最初は「離婚したくない」と。
ところが、じっくりとお話を伺っていくと離婚はしたくないと言いつつも、その理由が離婚後の生活への不安だったんです。

そこで私が、金銭的な問題は財産分与や慰謝料等でクリアできると説明。
すると、最終的には離婚を決断され、相当程度の財産も得て、新たなスタートを切りました。

借金問題では、20代の方が相談に。
原因はギャンブルによるもので他では断られ、セカンドオピニオンとして相談に来られました。

依頼者の方は諦め半分でしたが、一方で更生への強い意志を感じたんです。
結婚を控え、生まれ変わるんだと。

私は破産管財人の経験もあるので、「免責を受けるためには何が必要か」その手の内を知っています。
依頼者の方のような浪費の場合、免責が難しいのは事実ですが、更生への強い意志、そして練り上げた申立によって、無事、免責を認めてもらうことができました。


ーー2つ目は、何もしなければ状況が悪化するかもしれない人生を見事に「修正」した事例ですね。

どちらも、ご相談いただけたことで、隠れたニーズや諦めていた希望を発掘した結果だといえるでしょう。
もしも、依頼者の方が、お一人で悩みを抱え込んでいたら、問題を解決することは難しかったかもしれません。

車にはねられたお年寄りの事例では、大怪我を負ったにもかかわらず、後遺症は認められず、賠償金も低額でした。

そこで私から医師の意見を伺い、改めて適切な意見書を取り付けて異議申し立てをした結果、後遺障害を上乗せした金額を獲得しました。

世の中には、このように法律の専門家に相談さえしていれば、相応の対価・対応を得られていた方々がたくさんいるんです。
逆にいえば、もししていなければ、辛い思いのまま。
こんな理不尽はありません。

私は一人でも多く、そういう方の力になり、不幸を減らしていきたいんです。

04 弁護士としての想い・信念

困った時、気軽に相談してもらえる存在に。事務所は元カフェを活用した心地よい空間

ーー法律に興味を持っていた少年が、こうやって法律を駆使して、世の中の不条理に立ち向かっている姿はまばゆいです。

私の弁護士としての信念は、全ての依頼者の方へ最大の利益をもたらすことです。
「最大」というのは、なにも金銭的なリターンに限りません。
人によっては感情面のわだかまりが解ければ白黒はっきりつけることまでは希望されない方もいれば、裁判で徹底的に主張を尽くし裁判官に白黒判断してもらいたいと考える方もいらっしゃる。
そういう依頼者の方がそれぞれに抱く、一番望む解決を実現するーー。
それが「最大の利益」ということです。


ーー最後に依頼者へ向けたお言葉をお願いします。

最大の利益を実現するために大切なこと。
それは、法的知識、スキルや能力はもちろんかもしれませんが、身近に相談できる存在であることだと私は思っています。

ここ稲敷には現在、弁護士は私一人しかいません。
だからこそ、町医者のように風邪を引いても怪我をしても来てもらえるような、身近な法律事務所でありたいんです。
名前もシンプルに自分の名前にしました。

事務所はカフェだったテナントを活用しており、堅苦しさはありません。

「困ったな。加藤に相談してみよう」
そんな存在になれるよう、日々研鑽し、皆様の困りごとを解消していける存在であり続ける所存です。
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