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なかがわ みちこ

中川 みち子弁護士

AZ MORE国際法律事務所 大阪事務所

なにわ橋駅

大阪府大阪市北区西天満1-7-4 協和中之島ビル5階

対応体制

  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可

注意補足

初回相談は無料(対面・オンラインのみ)。分割・後払いの可否は事案によるため要相談。休日・夜間の面談は、事前予約が必要となります。

細やかなデータ分析が主張を強める。1億越えの手持ち現金の所有権を明らかに

ABEMA TVやテレビ朝日のニュース番組などメディア出演歴の多い、AZ MORE国際法律事務所・大阪事務所所長の中川 みち子弁護士。
中川弁護士は、報道現場を経験し、人を助ける存在を目指して、法曹の道を歩み始めました。

強みは、データ分析能力と報道で培ったヒアリング力。
各所に散りばめられたヒントをすくいあげ、論理的証拠に基づき主張を組み立てます。
今回は、中川弁護士の弁護活動における強みや信念について伺いました。

01 これまでの経歴

「事件を伝える」現場から「人を助ける」現場へ

――先生は弁護士になる前はマスコミ関係に勤めていらっしゃったんですよね。なぜ弁護士になろうと思ったんですか?

大学の理学部を卒業後、テレビ朝日の「ニュース・ステーション」やNHKの「情熱大陸」「ザ・スクープ」などの報道・ドキュメンタリーの番組制作に携わっていました。

弁護士の道を目指そうと思ったのも、報道に携わる中で、事件や事故、紛争で困っている人たちをたくさん見てきたことがつながっています。
報道では伝える意義がありますが、弁護士になれば、もっと近くで困っている人を助けることができるのではと思ったんです。
人を助けたいという思いが大きくなり、大阪大学法学部に3年次編入し、法律家を目指しました。


――弁護士になって18年。アソシエイト弁護士、個人事務所での独立をご経験されて、どのようなご相談を今まで受けられてきましたか。

アソシエイト時代は、企業関連のご相談を担当することが多かったです。
その中でも、不動産分野をメインで担当し、不動産証券化や信託関連のご相談もありました。

弁護士になって4年目にきらり法律事務所を開設しました。この頃から個人の方からのご相談が増えました。
分野で言うと、交通事故や相続問題のご相談などを受けることが多かったですね。


――そして、現在はAZ MORE国際法律事務の大阪支所の所長として活動されているんですね。こちらの経緯についてお聞かせください。

代表である野中弁護士とは同期で、「一緒にやりましょうか」という話を数年前にしていましたが、その時はタイミングがありませんでした。昨年、野中弁護士から、事務所を法人化させたいという話があり、改めて一緒にやることを考えました。

個人事務所を立ち上げて13年、自分を頼って相談してきてくれる皆さまのために奔走してきました。
依頼者の方の安心感や、将来の展望を考えたときに、複数名体制の事務所の方がよいと考え、法人化に踏み切りました。

02 私の強み

整理すれば見えてくるものがある。数字は主張を強固にする

――弁護活動において、先生の強みはありますか?

細かいデータを分析したり、数字化することが得意です。
データを作ることで、有利な交渉をしやすくなります。

相続や離婚、債務問題など、お金が関わる問題はとくにデータがあると納得感もでやすいです。
過去に、自宅で保管された1億円以上の現金が絡んだ相続トラブルでも、データ分析が役にたちました。
保管された現金の半分は、相続財産ではなく依頼者さまのものであるとお聞きしたのですが、現金であったために誰のものか判別できない状態だったんです。
そこで、10数年間の通帳の入出金履歴をすべて洗い出し、移動の履歴を分かるようにして、現金の半分が依頼者さまのものであるという根拠を示しました。


――データとして示すことで相手方も納得されたと。

はい、データで合理的に説明がつくことで、相手方に納得いただきました。
データは相手方を説得する際の有力な材料となります。そしてこういったデータがあれば、相手方の弁護士も依頼人を納得しやすくなり、話を進めやすくなるんです。

データ分析は説得材料として有効ですが、それなりの労力もかかり、他の弁護士の方だとなかなか手が回らないなんてこともあります。

私はデータ分析そのものが好きですし、依頼者さまの利益を最大化するために、何ができるのかを追求することが役割だと考えています。
だから、できることはとことんやります、というのが信念でしょうか。

03 大切にしていること

色々な人の話をよく聞く。何気ない会話に解決の糸口がある

――依頼者のために細やかなところまで調べる先生ですが、弁護活動において大切にしていることはありますか?

依頼者、裁判官、相手方の弁護士、誰と会話するときも話をよく聞くようにしています。
というのも、何気ない会話の中に、事件を優位に解決させるためのヒントって落ちているんです。

実際に交通事故の事件で、依頼者さまが数ヶ月経っても事故後の痛みを訴えていたんです。
治療費の打ち切りなども相手の保険会社から言われているなかで、保険会社の方が「CRPS(複合性局所疼痛症候群)でない限り、こんなに痛みが続くのはありえない」と言われたんです。
その当時、聞き馴染みのなかった単語に疑問を持ち、調べてみたら、依頼者さまが訴える症状に近しいことが分かりました。関西で検査できる病院を探して受診していただくと、CRPSの診断が下りたんです。

結果として、後遺障害の等級が14級から9級まで上がり、受けるべき賠償をいただくことができました。


――フックとなるキーワードを見過ごさないことで、適切な診断と治療、そして賠償額の請求を実現できたと。

そうですね。
もしも、CRPSというワードを私が聞き逃していたら、少なくとも早期に適切な治療ができていなかっただろうなと思っています。
誰との会話においても、話をよく聞き、理解する。
この繰り返しで、ヒントを得られることもあるんです。

もちろん、依頼者さまのお話もよく聞くのは大前提です。
交通事故の場合、依頼者が訴える症状と診断が一致しなければ、セカンドオピニオンをお勧めすることもあります。


――報道と結びつけちゃいますけど、先生は聞きとる力もですが、聞き出す力も感じます。

報道取材でよくインタビューをしていたので、人の話を聞き出すのは、得意かもしれませんね。

依頼者さまは、弁護士にとって必要な情報は何かを判断できません。
だからこそ、こちらの質問する力も試されます。
たとえば、「証拠はないですか?」と聞いても答えにくいと思いますが、「お怪我をされたときの写真や、診断書はありますか?」と聞くと答えやすいと思います。こういった具体的な質問を繰り返していくことで、本質となる話に辿り着けると思うんです。

04 今後の展望

人の力になりたい弁護士と、困っている依頼者がつながる場所をつくりたい

――先生の弁護士としての信念を教えてください。

出会いを大事にしています。
ありがたいことに、依頼者さまにはすごく恵まれていて、私自身幸せに仕事をさせていただいていると常々感じています。
だから、依頼者さまには満足して帰っていただきたくて、依頼者さまのために力を尽くしたいと強く感じています。


――出会いを大事にする先生ですが、今後どんな弁護士になりたいですか?

一般的に弁護士は費用が高かったり、杓子定規のような対応しかしてくれなかったり、頼みづらい印象を受けている人が多いと思うんです。
そのような人たちに、弁護士はもっと親身に力になる存在ですよと知ってもらいたいですね。

訴訟や、争いごとはもちろん、ご家族のことやお仕事のことで悩みを抱えている方は、気軽に弁護士に相談してほしいです。
お一人で悩んでいてもなかなか出口は見つかりませんが、ご相談いただくことで、すぐ解決にはならなくても、解決の糸口が見つかったという方も多いです。弁護士に出会うことで、お一人おひとりの抱えている問題を少しでも軽くしてほしいです。

AZ MORE国際法律事務所が、悩んでいる人が自分に合った弁護士と出会える場になったら嬉しいです。
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