離婚・男女問題の事例紹介 | 横田 有里弁護士 弁護士法人GoDo 支部藤枝やいづ合同法律事務所

取扱事例1

• 慰謝料請求したい側

証拠が不十分な不貞の慰謝料請求

【相談前】
依頼者さまのお話では、配偶者の挙動からすれば定期的に不貞していることは間違いないとのことでしたが、決定的な証拠にかける事案でした。

【相談後】
一か八か相手方本人に連絡をとってみたところ、その電話番号が不貞相手のものであることを確認し、さらに不貞を認める謝罪の言葉を書面で引き出すことができました。
さらに、配偶者の携帯電話の通話履歴を確認したところ、とある電話番号とかなり頻繁に電話を掛け合っていることがわかりました。それは、不貞相手との面談時に任意に開示してもらった、不貞相手本人の電話番号でした。

その後、裁判では一転して不貞を認めず争う姿勢になったのですが、示談交渉段階で取得した謝罪の書面や、配偶者の不審な挙動について詳細に説明したことが効を奏し、和解することができました。

【先生のコメント】
不貞の証拠というと、双方のメッセージのやりとり、自宅やホテルに入る写真やドライブレコーダーの映像などが挙げられるかと思います。
しかし、どんな証拠がありうるかはケースバイケースです。
決定的な証拠が無いと思われる事案でも、諦めずに色んな手段を一緒に考えます。