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すがわら たけし
菅原 健弁護士
弁護士法人菅原・佐々木法律事務所 仙台事務所
青葉通一番町駅
宮城県仙台市青葉区一番町2-6-17 内ヶ崎ビル4階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
注意補足

※仙台事務所は青葉通一番町駅より1分です。

インタビュー | 菅原 健弁護士 弁護士法人菅原・佐々木法律事務所 仙台事務所

会社勤めや経営の難しさを知る多彩な経歴。経験を通じた「依頼者目線」で他で断られた案件も次々解決へ

仙台エリアを拠点に弁護活動を展開する菅原・佐々木法律事務所の菅原 健(すがわら たけし)弁護士。
弁護士になる前は、高校卒業直後に渡米、大学へ入学し、東南アジア留学を経由して帰国。
その後、会社勤めと起業・経営を経験しました。
「経営の難しさや課題も理解できる。経験を活かして弁護士になれば、同じ目線で困った人を助けられる」と一念発起し、弁護士へ転身。
いまでは多彩な経歴と豊富な知見で、多種多様な事案を次々と解決へ導いています。

01 弁護士になるまで

高校卒業後、渡米。2か国で大学へ通い、その後、貿易会社を経て起業し、経営を経験

ーー弁護士になるまでの経歴がとても濃密です。

高校を卒業してすぐに単身渡米しました。
アメリカでは、一応、大学に入学しましたが、日本での受験から逃げたと友人からは言われました(笑)。
現地では勉強もせず、バイトや遊びに精を出していました。
本当に自堕落な生活を送っていました。
そんな生活が数年続き、さすがに将来に不安を感じ始め、アメリカを離れることにしたのです。

向かったのはマレーシアのクアラルンプール。
大前研一氏とマハティールに興味があったのです。
現地では再び大学に入りました。
今度は毎日通学しました。
とはいえ、ほぼ毎晩飲み歩いていました。
現地では日本人をとてもリスペクトしてもらえ、美味しいお酒に酔い潰れる毎日でした。


ーーまさに自由気ままに海外生活を謳歌していたのですね。

帰国してからは気持ちを入れ替え、仕事に全力を尽くしました。
最初は貿易会社に勤務。
海外生活で培った語学力、コミュニケーション力を活かし、アメリカやフランスのブランド品の日本総代理店契約などを担当しました。

その後、マーケティングやソフトウエアの開発などを複合的に行う会社を設立し、私は副社長に就任しました。
従業員10名ほどの小さな会社でしたが、有名企業の仕事を受注するなど、とても充実した毎日でした。
経営の楽しさと同時に、難しさを体感する日々でした。たびたび徹夜で働いていたら、働き過ぎで体を壊し、入院もしました。
プライベートでは離婚も経験しました。


ーー激動の日々の中でなぜ弁護士になろうと。

中小企業や零細企業の経営者の多くは法律に詳しくなく、理不尽な目に合っている。
大きな企業からは無理を言われ、一方で、自社の従業員の権利意識も高まっている。小さな企業の経営者は、その狭間で苦しんでいると感じていました。

経営側に寄り添える私が弁護士になれば、理不尽な思いに苦しむ中小企業や零細企業のために少しは役に立てるのではないか、そう思ったのです。
周囲は弁護士になるなんて無理と、冷ややかな目を注いでいましたが、私は本気でした。
ロースクールに入学し、2度目の司法試験で合格を勝ち取りました。

02 弁護士としてのキャリア

厳しい教えの弁護士事務所で経験を積み、古川で独立。交通事故、離婚事案を多数経験

ーー多様な経験を積み重ねたからこそたどり着いた、弁護士という職業だったのですね。

周囲には無謀なチャレンジに映ったようですが、私は「倒れるくらい働くバイタリティがあるのだから、それを司法試験合格のために注げばなんとかなる」と根拠のない自信はあったんです(笑)。
入院して、これまでを振り返り、頭を整理することができたおかげで、自分がやりたいことが見えてきたような感じでしょうか。
高校を出て、日本の大学へ進学し、普通に就職をしていれば、そんな考えは浮かばなかったかもしれませんね。


ーー会社員を経て弁護士というケースは少なくありませんが、先生ほど多様な経歴は異色です。

司法試験に合格した時に思ったのは、「自分は相手と同じ目線で事案に向き合う弁護士でありたい」ということです。
そもそも上から目線のできるような経歴ではありませんが、自分も同じような体験をしてきた仲間のように、困っている人と一緒に問題を解決していきたいと強く思いましたね。


ーー弁護士としてはどのように実績を積み上げていったのですか?

修習後、仙台の小松亀一法律事務所にお世話になりました。
小松先生は、交通事故と男女問題はかなりの数に対応されていて、私もそれらの分野をはじめ相当数の事件を担当させていただきました。
とても厳しい方で、打ち合わせと同時に準備書面を作成するというスピード感もお持ちでした。

その後、2年ほどで独立し、同期の弁護士と古川(宮城県大崎市)に事務所を設立しました。
仙台ではなく弁護士の少ない古川にしたことで、早い段階から様々な分野の案件を豊富に経験することができました。

03 弁護士としての信念と解決事例

他で断られた案件も次々と解決。偏見を持たないからこそ見える解決の道すじ

ーーどんな分野を多く扱っているのですか?

IT・コンピュータ関連の事件、労使問題や請負トラブルなど企業経営に関係する案件、交通事故、離婚問題が多いです。
交通事故や離婚は取り扱った案件も多いですし、経営や離婚は私自身が経験していますので、当事者目線でアドバイスもできることもあります。
あとは、実際に私が業務として携わっていたIT系のトラブルや語学力を活かして外国人の問題にも対応してきました。


ーー弁護にあたって、意識しているのはどんなことですか?

前例や固定観念にとらわれないことでしょうか。
どんな相談でも思い込みや偏見を持たず、真っ直ぐに受け止め、どうすれば解決できるのかを純粋に考えるよう心がけているんです。


ーー相談を躊躇している依頼者も多いと思いますが、そういう弁護士になら安心して心を開けます。

他で断られたということで私に相談に来られる方もいます。

数千万円単位の交通事故被害者からのご依頼、依頼者の兄弟が父親のお金を使い込んでいた相続の事案、従業員が退職時に技術情報を持ち出したの事案…。
相談を受けた時点で、いずれの事案も私の目には十分に解決できるよう映りました。
実際、3つの事案は、依頼者にご満足いただける結果に導くことができました。

04 弁護士としての目標

多様な経験を活かし、微力でも仙台エリアの産業サポートにも貢献したい

ーー弁護士としていままさに脂が乗り始めていると思います。これからについてどのようにお考えですか。

ここまでは比較的順調に来られたと思っています。
ただ、弁護士になったきっかけでもあるベンチャー企業の支援をもっとしたいと思っています。
地域柄、そうした案件がまだ少ないという側面もありますが、もっと開拓していく必要もあると思っています。
企業内のトラブルはもちろん、ベンチャー企業の経営的なアドバイスや海外展開のサポートも可能です。

弁護士になるまで。だいぶ回り道をしてきました。
でもだからこそ、他の人では経験できないことを知見として蓄えることができた側面もあります。
そうした経験を還元し、仙台エリアの産業の活性化に微力でも貢献できればと思っています。
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