くりた みちただ
栗田 道匡弁護士
優誠法律事務所
赤坂見附駅
東京都港区元赤坂1-1-7 オリエント赤坂モートサイド1105
「交通事故」に強い元大手の事務所長。違和感を見逃さない冷静で緻密な状況分析で最善の解決へ
大手法律事務所で10年の経験を経て、かつての同僚とともに現在の弁護士法人優誠法律事務所で活躍する栗田 道匡(くりた みちただ)弁護士。
新人時代から最前線で活躍し、横浜オフィスで所長を務めるなど濃密な時間を過ごし、キャリアを積み上げてきました。
「依頼者さまとの距離はできるだけ近く」とコミュニケーションを重視し、最善の解決を目指す栗田先生。
今後描かれる、弁護士としての第二章はどんなイメージなのでしょうか。
これまでの足跡を振り返りながら、その実像に迫ります。
新人時代から最前線で活躍し、横浜オフィスで所長を務めるなど濃密な時間を過ごし、キャリアを積み上げてきました。
「依頼者さまとの距離はできるだけ近く」とコミュニケーションを重視し、最善の解決を目指す栗田先生。
今後描かれる、弁護士としての第二章はどんなイメージなのでしょうか。
これまでの足跡を振り返りながら、その実像に迫ります。
01 弁護士としてのキャリア
入所早々に事務所の新分野開拓に参画。実戦で揉まれながら過ごした濃密な新人時代
ーー修習後に入所した事務所でいきなり新分野の開拓に携わったそうですね。
借金分野に強い事務所だったのですが、新たに交通事故分野も強化していこうという方針になり、ゼロベースからその開拓をすることになりました。
新人でしたが、私もそのプロジェクトに携わることになったのです。
事務所に交通事故分野の実績や知見が豊富にあれば、先輩などの力を借りながらノウハウを吸収もできたのでしょうが、なにせ新しく開拓する分野。
右も左もわからない中で、ネットや本で調べながら必死で案件に対応する日々でしたね。
ーーOJTで鍛え上げられたわけですね。
まさにそうですね。
日々勉強の毎日でしたが、教えられるのではなく自分から進んで調べ、考えていたのでとても鍛えられたと思います。
そうしたなかで自分の弁護士活動に影響を与えるような事案にも携わることができました。
ーーどのような事案だったのですか?
後遺障害認定の案件です。
依頼者さまは当初、非該当の判定を受けていました。
後遺障害の認定が非該当になること自体はめずらしくないことなのですが、私はそのとき「何かおかしい」と感じたんです。
そこで疑問に感じた部分を入念に調べ上げ、書面にしたためて異議申し立てを出し、結局それが認められました。
ーー異議申し立てはなかなか通りづらいとも聞きます。すごい洞察力ですね。
当時はまだ十分な経験がなく、私に偏見や思い込みがなかったことが幸いしたのかもしれません。
早い時点でこうした経験ができたことは、私の弁護士人生において大きな財産になっています。
キャリアを積んでいけば、経験や知識が増えてより的確な解決が可能になるでしょう。
とくに交通事故は経験や知識が重要といわれます。
一方で経験に甘んじてしまえば、思わぬ見落としが生じてしまう可能性があるということを自分自身の体験から学べたことは本当に幸運だったと思います。
どれだけ経験を積み重ねてもこの時のことを思い出し、常に新鮮な目で事案に取り組むよう肝に銘じています。
02 得意分野
交通事故・離婚・企業案件など幅広く対応。所長としてマネジメントも経験
ーー得意分野はやはり交通事故ですか。
その分野の開拓がミッションでしたから、8割方は交通事故に対応していました。
ですので、知見やノウハウはかなり溜まっています。
どのような事案でも状況に応じた的確で迅速な対応が可能です。
ーー他の分野はいかがですか。
交通事故を中心に経験を積んだ後、当時の事務所から横浜オフィスの所長を任され、さらに幅広い案件に対応しました。
離婚、相続、労働、刑事、企業法務などにバランスよく携わり、弁護士としてのより幅広い対応力が磨かれましたね。
個人的にとくに注力していたのは、離婚問題と企業法務、そして交通事故です。
所長でしたから、マネジメントや経営力も鍛えられました。
03 弁護スタンス、こだわり
分野の特性に合わせ、柔軟に。最善の結果へ向け、最適なプロセスで誘導
ーー横浜オフィスの所長を経て、弁護士10年目に今の事務所へ移籍しています。
形のうえでは事務所移籍になりますが、実質的には「独立」という感覚です。
現在、事務所には私の他に2人の弁護士が所属していますが、どちらも私が交通事故分野の立ち上げで関わっていたプロジェクトのメンバーです。
3人を含む共著で交通事故分野の本(交通事故に遭ったら読む本(日本実業出版社) )も出版しています。
弁護士登録の時期も近く、よく知った仲間の事務所に私が3番目に合流したというわけです。
ーーなんだか理想的な流れですね。
いずれ「独立」というのは弁護士になった当初から頭にあって、一つの区切りが10年目かなというのはぼんやりですがイメージしていました。
いろいろな状況が重なって、この事務所に入所することになり、その思いが成就したといえるかもしれません。
交通事故という共通の強みを持ちながら、それぞれが違う得意領域をもってバランス良く、そして総合力でもより強みを発揮できる体制になっていると思います。
ーー弁護活動でこだわっていることを教えてください。
たとえば交通事故は、起きたことを解決していくので、やるべきことはある程度決まっているんです。
一方で離婚の場合は離婚したいことは決まっていても、その状況は「現在進行形」です。
婚姻費用をもらいたいのか、慰謝料をもらいたいのか、子供がいる場合は親権や養育費はどうしたいのか…状況によって解決のための選択肢が異なります。
ですから、まずはじっくりと依頼者の方のお話をお聞きして、そのうえでいくつかの選択肢をご提示するよう心がけています。
またそれぞれのメリット・デメリットをしっかりとお伝えし、決断を後押しするようにしています。
そういうスタンスですので、じっくり安心してご相談いただけるよう、初回相談は1時間無料にしています。
04 今後の展望
コミュニケーションを大切に、ともに「真の解決」を目指していきたい
ーー新たな一歩を踏み出されて、今後、弁護士としてどんな姿を目指していこうとお考えですか。
依頼者さまにとって本当の意味でご満足いただける結果を出せることが私の理想です。
そのためには常に本気で、そして全力で依頼者さまのためにエネルギーを注ぐことが大切だと思っています。
事務員任せでなく、できるだけ最初から最後まで一貫してご対応させていただき、密なコミュニケーションを図りながらともに解決を目指していくのが私のスタイルです。
ーー最後に依頼者の方へメッセージをお願いします。
弁護士は話しづらいイメージがあるかもしれませんが、私を含め、事務所のメンバーは全員、ひとあたりが良く、話しやすい人間ばかりです。
私は法律の専門家として、ひとりでも多くの方の権利をお守りし、不安なくお過ごしいただけるよう対処しますので、お悩みやお困りごとがあれば気兼ねなく頼り、相談して欲しいですね。